![]() 青春出版社 |
![]() |
![]() 角川文庫 |
![]() それにしても、登場する人々の人選の基準が全く分からない。それと、この本は神一行の今までの本とは題材も趣もかなり違うが、何かあったのか?(6/26) |
![]() 文春文庫 |
![]() どうでもいいが、横山作品は発表された途端にドラマになってしまう。文庫化されるのを待ってる場合じゃないということか。(6/25) |
![]() 文藝春秋 |
![]() でも、この本は結構面白い。昔、銀玉親方の山崎一夫は「会社はニキビより簡単に潰れる」という名言を残したが、本書でも、ばしばし会社が潰れていく。そういう意味では、著者は単にベンチャーを薦めているのではなく、その危険さも併せて強調したいんだろうなと思われる。(6/24) |
![]() 中公新書 |
![]() それにしても新書とは思えないほどに内容の詰まった専門書級の本。あとがきを読んだら、書くのに10年掛かったと書いてある。因みに、アングロ・サクソンの欺瞞的な態度が気に入らない方々は、序章だけでも読んでみることをお奨めします。(6/23) |
![]() 講談社文庫 |
![]() ![]() |
![]() 中公新書 |
![]() |
![]() 講談社文庫 |
![]() 本書は短編集になっていて、私としての白眉は「靄の中の終章」。痴呆老人の思考パターンは案外そんなものかも知れない。(6/18) |
![]() 岩波新書 |
![]() 後半はIWCにおける日本の立場の説明。IWCは今が最悪だと思っていたが、どちらかというと捕鯨国が盛り返している状況らしい。どのみち、捕鯨もしねえのにIWCに入るなという気がするが。で、アングロ・サクソン諸国の訳の分からぬ反捕鯨の理屈をいちいち反論していて応援したくなる。もう少し国際会議での駆け引きなんかを書いて欲しかったが。(6/18) |
![]() 講談社 |
![]() 先ず、この「1800日」とは大凡リクルート事件が発覚した昭和63年夏から、細川内閣で政治改革関連法案が成立した平成6年の1月あたりまでを指しているものと思う。で大雑把に纏めてしまえば、この間に様々なアクターが様々な思惑で「政治改革」の場に登場し、そこで如何なる事が議論され、実行され、或いは葬られていったか、本書はその一大記録であると言える。章によっては、時系列的に各内閣毎に見ていったり、又別の章では、アクター別に(自民党執行部、野党、連合、マスメディア等)考察したりと、縦横無尽に政治改革の解析に取り組んでいる550頁を超える大著である。実際、読むのに疲れた。 しかし、本書のお陰様で、この1800日間の、アドホックに日々の報道を見ているだけでは掴みきれなかった、改革のうねりというものが見える。私が興味深く読んだのは、マスメディアの章である。1800日間の新聞の論調の推移を具に検討しており、それによると政治改革にあくまで理想論を吐く朝日、立場は朝日寄りだがそれほど強烈でもない毎日、そして現実路線で妥協してでも改革を成し遂げよとする讀賣、という立場が鮮明になる。又、論旨の推移を見ると、各紙とも当初は政治改革よりも疑惑解明を強く求めており、その後も選挙制度改革は政治改革の誤魔化しであるだの何だのと言っている。これがいつの間にやら、選挙制度改革を進めよという論調になるのだから、あら不思議。 佐々木によれば、55年体制は自民党のみならず野党にとっても非常に居心地の良い制度であった。そしてその凭れ合いを生み出しているものこそ中選挙区制度であり、それを改革の俎上に乗せることはルビコンを渡るに等しいのである。この点で、政治改革は選挙制度改革に「矮小化」されたなどという議論は、これを無視したそれこそ「矮小な」議論であると断じている。このあたりは実に小気味良い。 にしても、今回は何だか硬くなってしまった。兎に角も、政治改革に興味の有る人はどうぞ御一読を。 |