平成19年後半の様子
 平成19年9月17日の様子         19年の目次へ戻る

 早くも9月中旬になりました。秋野菜の種蒔きをしていますが、山汐菜、京菜は比較的苗を育てやすいのですが、白菜の苗はなかなか育ちません。芽を出した直後に雨が降って幼い苗をたたくと流れてしまいます。コオロギも出てきて新芽の部分を食べてしまいます。ある程度の大きさに育つまでに何回も種蒔きをすることになります。寒くなるまでに何とか育ってくれると宜しいのですが....
 苦瓜ときうりが終わり、モロヘイヤがかろうじて収穫可能です。酢橘と早生の柿が良い時期になりました。もうすぐ里芋も収穫が出来るようになります。いよいよ秋の風情です。  
 昨年の9月17日は台風でした。せっかく稔った作物が風に揉まれて台無しになりました。しかしながら、昨年も畑には同じ作物が育っていました。季節はきっちりと巡ってくるものですね。昨年の9月の様子と比較してみてください。
            9月17日 記


今日の収穫


 芽を出した京菜


 何とか育った里芋
   平成19年10月08日の様子  19年の目次へ戻る

 秋たけなわのはずですが未だに夏モードから脱却できません。白菜のを種を3回播きましたがなかなか苗が育ちません。ホーレンソウも同じです。原因は気温が高いと芽が出にくいこと、コオロギなどの虫が新芽の大切なところを食べてしまうこと、苗が小さいうちに雨にたたかれると枯れてしまうことなど様々です。それから中国の環境汚染が越境してきて酸性雨が降れば酸性に弱いホーレンソウは一溜まりもありません。辛抱強く環境が整うのを待つ以外に方法はないようです。
 早生の柿が終わりました。少しばかり自然に返してあげる必要がありますから収穫せずに枝に残しています。熟して柔らかくなったものをカラスやムクドリが好んで食べにきてくれます。


 夏の緑不足を補う貴重なモロヘイヤ。


 今年はカボスは豊作です。


 遅れ気味の彼岸花。


 かろうじて移植できた不揃いの白菜


 抜群においしい初取りの秋きうり。


 2回目でものになりそうな京菜。
 
  10月27日の様子 ようやく秋になった感じ 19年の目次へ戻る

 ようやく秋が来た感じです。しかしながら虫の害が収まらず昨年と比較すると随分遅れた感じです。
 アスパラガスの葉がだいぶ色が褪せてきました。今日初めて気がついたのですがアスパラガスの枝の間にホオジロが巣を作っていました。
 すでに巣立ちをした後ですが、人の腰高程度の高さでよく猫も気がつかなかったのでしょう。アスパラガスと里芋の間で殆ど夏の間立ち入らないところだったので気がつかなかったのでしょう。
 

 アスパラガスの中にホオジロの巣。

 山汐菜ももうすぐ。真ん中にバッタ・・・

 今夜の夕食とデザートのネタ

 乾燥中の唐辛子。下の方が乾燥している。

 収穫前の唐辛子。艶やかです。

 今年はバンペイユも順調。
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 12月初めの様子        19年の目次へ戻る

 牛蒡を掘るのが大変。

 エンドウ豆の支柱も建てられない。

 カツオ菜、高菜、空豆も遅れ気味。
 
  12月11日牛蒡掘りが終わる        19年の目次へ戻る

 雨に恵まれ土が軟らかくなったので休暇をとって牛蒡掘り。

 先ず、牛蒡の丈までの溝掘り。

 1本1本丁寧に掘り出す。

 今日の戦果。

 冬眠を邪魔されて不機嫌なトカゲ君。

 つわぶきの花が満開。

 庭のもみじの木も見事に紅葉。

   12月24日 今年も残りわずか!       19年の目次へ戻る

 3連休の初日は雨模様で仕事になりませんでした。2日目も若干ぬかるみの中での作業、懸案のエンドウ豆の支柱立てを行いました。3日目にようやく乾燥したものの北風が冷たく手がかじかむ程でした。タマネギ苗の移植、里芋掘り、取り残しの草取りで終わりました。
 結局生け垣の剪定が年を越すこととなりました。
 エンドウ豆の支柱立ては一人ではなかなかうまくいきませんので、秋山君の手伝いを得てようやく終了しました。耐震偽装設計などの不祥事もありましたが、当園の支柱は一級建築士の技術指導もあり、風にも地震にもビクともしないものになりました。
 里芋は秋以降乾燥気味で晴れのち曇りといった感じでした。タマネギの苗への対応が遅れて移植の時期が半月程遅れてしまいました。来年はもう少し早く苗作りに着手しなければと考えています。
 今年は蜜柑の当たり年らしく甘夏、バンペイユ、キンカンなど豊作でした。夏みかんでは早速美味しいマーマレードもできました。バンペイユもお正月を挟んで収穫を始めます。1月の中旬以降には蜜柑の木の剪定とお礼肥の施肥を行います。
 白菜がようやく収穫できるようになりました。小振りですが、柔らかくて美味しい白菜です。完全無農薬を目指したため虫の害にあって遅れてしまいました。来年は早くからEM農法を適用していくつもりです。

 収穫を待つバンペイユ

 白菜。虫に食われて穴が開いている。

 エンドウ豆の支柱。隣は高菜と白菜。

 お正月を待つカツオ菜。これにも穴。

 咲き始めたワビスケ。

 鳥が勝手に運んできた万両。

 平成20年の始まり        平成20年の目次へ戻る

1月10日記載

 昨年は蜜柑の当たり年だったようです。バンペイユ、甘夏、カボス、金柑などが豊作でした。
バンペイユは形は例年に較べると若干小ぶりでしたが沢山収穫できました。甘夏も甘い大きなものが沢山獲れました。今年は多くの人に喜んで頂くことが出来ました。甘夏ではマーマレードを沢山作ってこれも多くの人に喜んで頂けそうです。無農薬ですから表皮、袋、果実全てを材料にします。12個の甘夏を表皮と袋と果実に分離したものが写真です。鍋3杯になります。これまでは4月過ぎには果実が変質していましたが、マーマレードにしますと1年間を通して楽しむことが出来ます。我が家の朝食は1年間を通して毎日マーマレードとトーストということになりました。完全無農薬ですから表皮も安心して食べることが出来ます。

 1月5日と6日に収穫をして、6本の(甘夏3本、バンペイユ3本)木の周囲を耕し、石灰、油かす等を中心にしたお礼肥を施し、徒長枝を中心に剪定をしました。春先にはまた花を付けることでしょう。

 カボスも豊作でした。カボスは8月の終わりから1月の初めまで季節毎に外観も香りも味も変わりますが、それぞれの変化にマッチした野菜や魚が出てきますから長い期間楽しむことが出来ます。1月の中旬には酸味がなくなり落下してしまいます。今年は沢山の人に楽しんで頂きましたから殆ど枝には残っていません。カボスの木もさぞ満足していることでしょう。そして今年の夏にはまた沢山の実をつけてみんなの健康の素となってくれることでしょう。

 蕗の薹もそろそろ芽を出し始めました。蕗の薹に始まり四月の蕗になるまでこれも長い期間楽しむことが出来ます。
 高菜も順調に成長しています。3月には漬け込みを行います。講釈を垂れたい人、塩加減に注文を付けたい人是非参加して口出しをして下さい。大歓迎致します。
 その他、レタス、大根、そら豆、エンドウなどが春を待っています。そろそろジャガイモの植え付けの準備も始めなければと考えています。

マーマレードになる前の甘夏の実、皮、袋

 膨らみ始めた蕗のとう

 成長を始めた高菜

 一仕事の後のバンペイユの木

 サニーレタスの苗

 春を待つ大根
          
              平成20年2月の様子     平成20年の目次へ戻る


 寒い日が続いています。山汐菜の葉は霜が降りると完全に凍結します。しかしながら暖かくなるとまた元の青々とした葉に戻ります。このような環境の中で柔らかい山汐菜がそだちます。
 筑後川本堤の天端付近に山茶花の木が植えてありますがその花にメジロが沢山群れて賑やかに飛びまわったり囀ったりしています。時々庭の梅の木にも遊びに来ます。警戒心が強く、縁側のカーテンを閉めてその隙間から撮影しました。また、10月頃より石タタキ(俗称、紋付き鳥)が渡ってきて冬の間住み着きます。カチカチと石を叩くような囀りですからこのように呼ぶのでしょう。見た目ではまさに紋付きを着たような風貌です。畑仕事をしていると時々話しかけるようなそぶりで近づいてきます。何時までもこのような季節のシナリオが続いて欲しいものです。
 筑後川対岸の百年公園で今年も植木市が開かれています。柚子の木を一本買ってきて屋敷内の空いているところに植え付けました。以前植えたのですが十年以上経過しても実をつけず草を刈るときにうっかり切ってしまいました。今回は若干値が張りましたが実をつけたものを買ってきました。秋が楽しみです。
 

  ミカンに惹かれてきたメジロ

 植木市の紅梅

 石タタキ(紋付き鳥)

 エンドウ豆と高菜

 芽を出した蕗の葉

 梅一輪、一輪ほどの・・・・
  
     ようやく春の装い?       平成20年の目次へ戻る


 長かった冬もようやく先が見えてきました。例年なら3月中旬に漬けていた高菜が下旬にズレ込みました。3月20日から準備に入り、3月23日につけ込みを行う予定です。お天気が続くように願っています。塩加減を心配して監視がてら手伝いに来てくれる親切な人もいます。お陰様で昨年の高菜漬けは特上品ができました。今年もそうなればと願っています。3月中の蕗は柔らかくて最高です。その他沢山の春のサプライズが皆さんを待っています。ピクニック気分でご来園ください。

 堤防脇の菜の花

 そら豆も花をつけた

 蕗も大きく成長した

 庭の水仙

 来週は高菜漬けか?右そら豆、左奥山汐

 杏の花、6月が楽しみ

  一年でもっともさわやかな季節     平成20年の目次へ戻る


一年でもっともさわやかな季節になりました。 畑にもいろいろなドラマがいっぱいです。草を取る余裕が無くて若干見苦しいのが気になります。里芋・ヤーコンの植え付け、ニガウリ、夏大根、キウリ、モロヘイヤ、牛蒡、トマトの種をまきました。
 ところで下のピンクのツツジを見てください。これは古いタイプの久留米ツツジです。子供の頃古い庭で見ていたものです。三十年ほど前父が新しい庭を築きました。その時このツツジも新しい庭に移植したものですが、植えた場所は日当たりが悪く、太かった幹も腐り、花もつけなくなってしまいました。三年前思い切って日当たりのよい場所に植え替えました。今年見事に甦り昔懐かしいピンクの花をつけました。今年の五月、父の二十五回忌を迎えます。

 白菜が割れて花をつけている。今年はこの種を採種してまく。 

 右、エンドウの花、左、里芋の畝
 正面には黄色い白菜の花。

 左、ジャガイモの芽、右、タマネギ。草を取る余裕がない。

 右、そら豆、正面、山汐の黄色い花、これから種を取る。右上にバンペイユの木。

 見事に甦った思い出のツツジ。

 ビタミンがあふれている結球レタス。朝取りの美味しさは格別。
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 連休初日の様子     平成20年の目次へ戻る


 気温も上昇し初夏の雰囲気です。蕗は旬を過ぎ太陽を一杯に浴びて来年に向けて備えています。肉厚のほうれん草が立派にできました。トマトの種を買ってきてプランターで育てています。安全のため苗を5本買ってきて植えました。太めのアスパラガスも少しずつですが収穫しています。某薬剤師の話によるとほうれん草もアスパラガスも血液によいとのことでした。
 カイヅカの生け垣の中に雉鳩が巣を作っています。うっかり剪定をしてしまったので驚いて放棄するのではないかと心配していましたが、1週間後の今日も抱卵を続けており一安心です。写真の赤丸の中に写っています。外からは容易に見えませんが中からはじっとこちらの様子をうかがっています。(鳩が写っているかどうか判らないとのことでしたので写真を撮り直して差し替えました。)
 平成19年の今頃と見比べると面白いですね。今年は寒かったせいか昨年より少し遅れているようです。

 赤丸の中、鳩がこちらを見ている。

 ドラム缶の高さまで伸びた蕗、奥の生け垣の中にに鳩ノ巣

 肉厚のほうれん草

 太めのアスパラガス。

 買ってきたトマトの苗

 太めの葉はキウリ、細めの葉がトマト。
  
  5月末の様子です。        平成20年の目次へ戻る


 麦の刈り取りも進み、時には蒸し暑さも感じるようになりました。過日、友人が訪ねてきましたから今年初めての高菜漬けを出してみました。見事なべっ甲色に仕上がっていましたが、若干時期が早かったようで、塩の切れが今一と言った感じでした。
 今年はエンドウ豆、そら豆が豊作でした。そら豆は昨年できの良いものを自家採種しておいたのが良かったようで市販のものより良いでき好成績でした。今年はエンドウ豆も自家採取しようと考えています。メンデルの優性遺伝の法則を地で行っているといった感がします。
 白菜、菜花菜、山汐菜などの十字植物群の種も目下採種中です。そのうちにカツオ菜の種も仲間入りする予定です。
 今、庭には皐月の花が盛りです。皐月の花はつつじほど花数は多くないのですが、新芽の間から突然つぼみと花が現れて主人を喜ばせてくれます。
 生垣の隙間から例年通りアマリリスが芽を出し今年も見事な花をつけました。すでに初夏の風情です。

 地を行くメンデルの法則

 手前から菜花菜、白菜、山塩の種

 トマトも花をつけた

 生垣の合間からアマリリス

 ひとつの枝から色とりどりの皐月の花

 庭には色とりどりの皐月の花

   梅雨前の一仕事     平成20年の目次へ戻る


 明日から梅雨入りとのこと、福岡ではまだ降っていませんが久留米では3時過ぎから降り始めました。梅雨前にそら豆とエンドウのあとの草を取り、石灰をまいて耕耘機で荒おこし。地這いキウリの下わら敷き。ニガウリの移植と支柱立て。唐辛子の苗の移植。唐辛子は秋の山塩漬けと春の高菜漬けの薬味として不可欠です。タマネギの収穫とジャガイモの試験掘りをしてゆがいて塩のみをつけて試食。美味しいオイシイ。一人だけで楽しんでいては勿体ない。
 今年は杏子の実が大豊作です。今度の日曜日頃が最も良いタイミングです。今年は沢山ジャムができそうです。

 試験掘りのジャガイモ、まあまあか!

 タマネギは収穫して取り敢えず乾燥

 芽を出したヤーコン

 敷きわらを施した地這いキウリ

 夏大根、アスパラ、牛蒡、トマト、etc

 見事な実をつけた杏子

  夏の終わり近くに      平成20年の目次へ戻る


 暑かった夏も終わりに近づいたようです。朝夕は大分しのぎやすくなり、虫の声も日増しに賑やかさを増して参りました。いま畑は夏枯れの時期です。それでもキウリ、ニガウリ、モロヘイヤ等が秋までの繋ぎとして頑張っています。
 今年も唐辛子が色づき始めました。皆さんは「今村さんの唐辛子」と言って愛用してくれます。唐辛子は作る人の心を反映するそうで「今村さんの唐辛子」特に辛いそうです。複雑な心境ですが、やはり唐辛子は辛くないと意味がありませんから受け入れざるを得ません。
 この唐辛子を使った高菜漬けが今年も良い具合にできあがりました。これから、山汐菜、白菜、ホーレンソウ、その他秋の蔬菜の植え付けを行います。畑全体が賑やかになります。
  

 今日の成果。キウリ、酢橘、ニガウリ、モロヘイヤ

 ベッコウ色に仕上がった高菜漬け

 左、ニガウリの棚。 右、モロヘイヤ

 色づき初めた唐辛子

 バンペイユも順調?

 モロヘイヤ。真ん中の葉に緑バッタが居る
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   お彼岸前        平成20年の目次へ戻る


 お彼岸を知らせるかのように彼岸花が花を開き始めました。虫の声も賑やかさをましてきました。通勤途上でブーゲンビリヤが露地で花開いていました。細かく見ると、なるほど花びらと思われる赤い部分は花萼であることが良く判ります。ヘチマが道にはみ出して下がっていました。
 天気予報によると21日は雨とのことでしたから、20日のうちに頑張って、草取り、高菜、タマネギ、山汐菜などの種蒔きを行いました。21日は予想通りの雨でした。20日に播いた種はしっかりと水分を含んで発芽も順調ではないかと期待しています。
 蕗畑には様々な雑草が蕗とともに共生しています。一通り雑草を抜き取った結果、山が出来るほどになりました。しばらくしたら畑に肥料としてばらまきます。物の本によれば蕗は本質的に酸性を好むとのことでしたから、石灰を施さず三種混合肥料のみを施しました。

 彼岸を知らせる曼珠沙華

 ブーゲンビリヤの花と花萼

 歩道にしゃしゃり出たヘチマ

 プランターで芽を出した白菜

 大根、ホーレンソウ、高菜、山汐等を蒔く

 来春に備え草取り後の蕗畑、左下に草の山
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  秋も本格化

 10月の声とともに気温も大分低くなってきました。冬から春にかけて収穫する野菜の芽が出たり成長を始めたり、畑も次第に緑が濃くなって参りました。虫の活動も下火になり、葉っぱの穴も次第に小さくなって成長の方が勝って来たように見受けられます。

 庭木の剪定をしているとき誰かに見張られている気配を感じました。振り向いて空を見上げると2羽の鳩が電線にとまって私の動きを注視しています。ところで、剪定の途中で春に卵を産んだ古い巣がどうなったかと思いつつのぞき込んでみると写真のような卵が2つ産み付けられて居るではありませんか。
 春の卵がどうなったかを報告していませんでした。卵は孵ったのですが、次の日の早朝カラスに襲われてしまいました。今回は無事に巣立って欲しいものです。

 見通しの出来たホーレンソウ

 芽を出した高菜の苗

 芽を出したタマネギの苗

 少し大きくなった白菜、穴が開いている。

 少し大きくなり、見通しの出来た大根

 古い巣に産んだキジバトの卵

 順調に育っている牛蒡

  秋深し       平成20年の目次へ戻る


 モズの声がよく通るようになりました。晩秋から冬にかけて姿を見せる石タタキ、シジュウカラの鳴き声も聞こえるようになりました。生け垣の中の鳩も相変わらず卵を抱きつづけています。今度は無事に巣立って欲しいものです。
 モロヘイヤは来年に向けて実をつけはじめました。長い夏の間、青物の少ない中で貴重な緑でした。
 白菜も順調に育っています。サトイモは肝心なときに雨が少なく、育ちが今一ですが、収穫を始めました。その他、大根、ホーレンソウ、水菜、等の収穫を始めました。高菜の移植をして余った苗は今夜のご馳走になりました。高菜のくけ菜は市場に出しても高く売れませんから一般では市販されていません。柔らかくてその美味しさは格別です。生産者の隠れた特権かもしれません。
 そら豆とエンドウ豆を蒔きました。そら豆やエンドウ豆は北野天満宮のおくんちまでに蒔くようにと親から教えられていました。
 

 農園の朝食。大根なますと大根葉のおひたし、甘夏のマーマレード、カボス入り紅茶....

 抱卵中の鳩。枝の間からこちらを覗いている。

 今日の収穫。高菜のくけ菜、水菜、ホーレンソウ、大根、里芋(赤目)

 左、白菜。中、奥よりホーレンソウと大根。右、牛蒡。

 右、間引き後の高菜。中、移植後の高菜。左の大きな緑はヤーコン。右端の畝にはそら豆?..

 左、奥より山汐菜、水菜。

     秋−3題   10月29日        平成20年の目次へ戻る


 5月のはじめ畑で草取りをしていたところ、隣のオジさんが塀越しに「苗が余ったのでいかがですか?」とサツマイモの苗を10本ほど、分けてくれました。終戦直後代用食にまずいサツマイモばかりを食べてその時の印象が強く、サツマイモは全く栽培しませんでした。試しに畑の隅に植えていましたが、写真のような見かけだけは立派なサツマイモが取れました。これから試食しますが、品種改良が進んでいますから宮の陣のサツマイモも少しはおいしくなったのではと期待しています。
 屋敷内の剪定に取りかかって1ヶ月近くが過ぎました。なかなか進みませんが、事故を起こさないように安全ベルトを締め、足場も木の形や大きさに合わせて3種類取りそろえました。少しは見栄えも良くなりました。仕事の合間の不慣れな作業ですからすべてを終わらせるのに後1月はかかるでしょう。写真の背景に筑後川の本堤が見えます。堤防の向こう側は筑後川の本川です。
 宮の陣から水天宮にかけて航路が整備(小森の堰に舟通しが設置)されました。ゆったりと航行する遊覧船は見ているだけでも心が和みます。背景の緑の橋は西鉄の橋梁、遠景の山は九千部山、高い塔は国土交通省のアンテナ。(宮の陣橋から撮影)
 

     キジバトの卵が孵る     平成20年の目次へ戻る


 10月30日キジバトの卵が孵ったものの、親鳥がなかなか巣から離れず確認が出来ませんでした。
11月1日親鳥が餌を探しに巣を離れた間に写真に撮ることが出来ました。卵は2つでしたが、雛は1羽で孵化しないままの卵が1コ残っています。恐らく1コは無精卵だったのかも知れません。
 雛はすでにこぶし大にまで成長しており、カメラを近づけると子供にもかかわらずクチバシをならして盛んに威嚇してきます。親鳥は餌を集めているのでしょうか?周辺を飛び回っていますが雛を抱いているようには見えません。雛は近づくと威嚇のポーズばかりで想像していた程可愛いものではありませんが、外敵に曝されながら生き延びていかなければならない境遇を考えると納得せざるを得ません。
 自然の摂理の厳しさを感じるとともに、無事に巣立ってくれることを願っています。鳩は11月09日無事に巣立ちました。 

 10月12日 卵を発見

 10月30日 雛を抱いている親鳥

 11月1日 こぶし大に成長した雛鳥

 11月5日 羽の模様が産毛から鮮明に..

 11月08日 大分鳩らしくなった。 翌日巣立つ

 紋付き鳥(別名石タタキ) 羽に白い紋が
見える。石をたたくような鳴き声。

      櫨の色の変化    平成20年の目次へ戻る


 通勤途上の水源池脇に1本の櫨の木があります。日ごとに葉の色が鮮やかになっていきます。その様子を定点観測により記録してみました。変化をお楽しみ下さい。しばらくの間変化を見守っていきたいと思います。お楽しみに...

 10月30日

 11月3日

 11月5日

 11月08日

 11月10日

 11月15日

  平成20年度 久留米農業祭  11月9日    平成20年の目次へ戻る


  11月8日と9日は川向かいの久留米100年公園の催し物広場で「平成20年度久留米農業祭」が開催されていましたのでのぞきに行きました。様々なだしものがありましたが、食に対する関心が高い昨今健康と食の関わりについての取り組みが目立ちました。思い出にブルーベリーの苗を2本買ってきて早速屋敷の隅に植えました。それぞれに思いでの木を植えていますが、時の経過とともに成長していくのが楽しみです。

 バンペイユの出来も順調?

 昨年の農業祭で買った柚の木

 今年植えたブルーベリー2本のうちの1本

 国際椿博のデモンストレーション

 ブルーベリーを買った植木屋さんの出店

 来春に向けて高菜の生育も順調
  
 寒さも締まって参りました。 11月15日    平成20年の目次へ戻る


 11月も半ばを過ぎ寒さも締まって参りました。北の国から鴨が渡ってきていろいろな水辺で戯れています。春日神社で婿押しをする池で、あるいは、近くの御笠川の砂浜で見かけたところを撮りました。自然保護精神が浸透して鴨も警戒心が少なくなったのではと考えたりしています。
 ところで我が家では前の日曜日にキジバトの雛が巣立ちしましたが、前の巣から20メートルほど離れた同じ生け垣の中で新たな巣を発見致しました。雛も巣立ったことだし、心おきなく生け垣の手入れをしようとしたところ、大きな羽音を鳴らして鳩が飛び立ちました。よく見ると巣の中に卵が1個生み付けてありました。通常卵は2つ産みますから、あと一個産んで抱卵を始めるのではないかと思われます。しばらく生け垣の手入れは見合わせて来週から牛蒡掘りに取りかかります。
 昨日は雨前に1日がかりで里芋掘りを行い、来年春までの保存をするために芋窯を作って保存しました。白菜、ラデッシュも初めて収穫しました。

 収穫した赤芽大吉(芽の色が赤い)
  春日神社婿押し池で撮った鴨
 御笠川の砂浜で憩う鴨の家族

 鮮やかな赤いラディッシュと水菜

 左から里芋(白芋)、大根、初物の白菜

 下から見た鳩ノ巣、ちょっと見ただけでは判らない
 
  平成20年を振り返って     平成20年の目次へ戻る

 
 平成20年も残り少なくなってまいりました。今村農園が、今年も一年間いろいろな話題を提供してくれました。毎年同じことの繰り返しに過ぎませんが、人間のバイオリズム(記憶力?)と自然の移り変わりのバランスの関係でしょうか、毎年マンネリ化を感じたことはありません。
 我々の祖先も毎年毎年成功と失敗を繰り返しながら、その中から何かをつかみとり次の年の活動に活かしつつ、少しずつ進化を遂げてきたのだろうということを実感します。このような進化が我々の意識からマンネリ化感を遠ざけているのかもしれませんし、また、この繰り返しの積み重ねが文化なのかもしれません。
 今年はメタミドホス入りの餃子にはじまり食の安全について考えさせられる出来事の多い年でした。お陰様で虫喰いで穴だらけの今村農園の白菜も復権し大きな顔をして多くの家庭の鍋の中に収まっているようです。
 今年も後10日を割ってしまいました。年のせいかなかなか作業が進まず、未だに牛蒡掘りが続いています。今年も白菜、大根、ホーレンソウ、山汐、里芋、ヤーコン、太葱、京菜、高菜の漬け物、バンペイユ、金柑、甘夏ミカンなどが収穫出来ました。九州ではお正月の必需品であるカツオ菜も何回かの失敗を繰り返しましたが、かろうじて必要量を確保しました。
 29日の午前中はお寺のお正月の準備で留守をしますが、年末は、12月27日〜30日の間、農園に滞在致します。年末の息抜き、散歩のついでにお越し下さい。なお、安全のためにご訪問の前に電話で滞在をご確認の上でおいで下されば、行き違いになることはありません。
 

 ようやく牛蒡掘りが終わりました。牛蒡を掘って深いところから土を掘り出すとシマミミズが出で参ります。それを狙ってモズが舞い降りてきました。警戒心の強いモズが手の届くような目前でミミズを食べました。後で友人に話したところ、「案山子に間違えられたのではないか?」との返事でした。(失礼)
 残念ながら写真に撮ることは出来ませんでした。今年は牛蒡の出来が良くそれだけ深くまで土を掘りますから大変でした。牛蒡掘りと高菜漬けは体力が必要ですが健康のバロメーターとして体力の続く限り挑戦していきたいと考えています。
 畑全体は春に向けて着々と充電中です。それぞれがおおむね順調に生育しています。  平成20年12月31日

 玉ねぎ、苗から作りました。

 作業の合間にコーヒーを一杯!

 左端−レタス、中−そら豆、右端−高菜

 ほうれん草の稚苗

 芽を出した蕗のとう

 春に食べる大根
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