No. 77 鹿島神宮と樹叢

かしまじんじゃとじゅそう

一言メモ 深い樹林に囲まれた東国の大社
市 町 村 鹿嶋市
東  経 140.38.5.3
北  緯

35.57.56.2


 詳しい地図↓

 

最終更新日:2003.8.31.

  トップ  一覧  茨城のそのほか  茨城のそと  トピック別  日記帳  概要  更新履歴  リンク  プロファイル


拝殿と楼門


神鹿(しんろく)


樹叢(じゅそう)


御手洗(みたらし)

【ここの概要(歴史、自然など)】

 東国三社の一つ。千年を遙かに越える歴史を持つ。その昔、この地方の名前である「かしま」は「香島」と書いていたらしいが、723年(養老7年) 頃から「鹿島」と書くようになった。
 鹿島神宮の祭神である武甕槌大神たけみかづちのおおかみの所に天照大神あまてらすおおみかみからの命令を伝えたという天迦久神あめのかぐのかみというのが鹿の神霊とされているとのこと。そこで、神社のお使いは神鹿で、鹿がいる。奈良の春日神社の鹿も、元はといえば767年(神護景雲元年)にここから奈良まで連れて行かれたものだとのこと。香島が鹿島になったのも、その辺によるものか。
 市の名前は鹿「嶋」で、鹿「島」ではない。というのも、ここに市政が敷かれたのはつい最近のことで、市政を敷くときに鹿島市は既に佐賀県にあったためである。なので、市名以外では、地元でも「鹿嶋」と書かれているところはあんまりないと思う。余談だが。
 神社の敷地は広く、大鳥居、楼門から拝殿(二代将軍秀忠奉納)を抜けると、樹叢が広がる。そこには、鹿園、奥宮、地震ナマズを押さえているという要石、禊ぎをする御手洗池がある。
 先日、NHK大河ドラマの「武蔵」を見ていたら、塚原ト伝がここ鹿島神社の出だということをいっていた。いばらき森林浴の道100選でもあったりする。

【行ってみた感想】 2001.3

 春にしては寒かったが、結構人がいた。さすが、観光名所の一つ。鹿嶋の町中にある神社であるが、すごく静かに感じる。 要石は、いわれの割には、見てみると小さいもの。ただ、これは掘ってみるとどんどんでかくなると言うことで、なるほど地震ナマズを押さえる伝説があるものか。
 春ではあるが、常緑樹が多いため、樹叢は相変わらず緑豊か。しかし、杉も多いので、この時期は花粉症の人にはつらいかも。

【看板説明文】

○ 公式ホームページを参照下さい。

【備考】

 関連サイト: 鹿島神宮  茨城県林業技術センター    茨城県神社庁  
  トップ  一覧  茨城のそのほか  茨城のそと  トピック別  日記帳  概要  更新履歴  リンク  プロファイル