No. 62 篭岩山

かごいわやま

一言メモ 十六羅漢と荘厳な自然の美
市 町 村 常陸大宮市
東  経 140-26-13.0
北  緯

36-41-59.8


 詳しい地図↓

最終更新日:2002.3.10.

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籠岩登山道


籠岩登山道(裏)


籠岩登山道(裏)


籠岩


十六羅漢とはしご


はしご


はしご(上の方)


上から


景観はよい

【ここの概要(歴史、自然など)】

 水郡線の西金駅を降り、国道118号線を横切って、湯沢峡(No.71)を抜けてここにたどり着く。
 昔からの登山道は、民家の軒先を抜けて、不動の滝の下から上っていくようになっている。ところが、こちらは最近上る人が少ないため、道がよく分からなくなっている。こちらの道を行くと、鎖にしがみついて岩を上るなど、なかなかにおもしろい登山道を体験できる。
 しかし、現在、裏側からはいる道が整備されているので、駐車場から300〜500m程度歩くだけで、さほど苦労せずに籠岩に行くことができる。ところが、この裏道の入口を捜すのがまた一苦労。ゆっくり探していただきたい。
 籠岩は、その名の通り、籠のように穴がぼこぼこあいた岩。袋田の滝も、男体山も、大子町のここら一帯は凝灰岩という、川底や海の底に堆積した岩や砂が固まってできた岩でできていて、風雨の浸食で奇観を呈する。
 穴のあいた岩の中に十六羅漢が鎮座し、はしごを登るとなかなかに景色がよい。
 気軽に行けるので、行ってみていただきたい。ただし、高所恐怖症の人は、あんまり楽しめないかも。

【行ってみた感想】 2002.9

 最初に訪れたのは95年の9月末。今よりもスリムで、体力もあり、昔からの登山道を上っていった。不動の滝の横から上り、滝を上から見下ろし、なかなかスリリングだったと記憶している。
 今回も、最初は同じ道を上っていこうとしたが、体重が重く、道がよく分からず、虫にまとわりつかれたので、あっけなくあきらめて、裏道を探した。
 その裏道も、すぐに見つかると思っていたのだが、これがなかなか見つからず、「こっからですか?」という脇道に入り、ようやく見つけた。バイクだったので、それほどは困らなかったけど。
 籠岩はなかなか怖い。どう怖いかというと、行ってみたら分かります、というのは不親切なので、左の写真を見ていただきたい。
 籠岩の下に行くまでは大したことない。籠岩は風食で作られたものなので、足下は砂利だ。そのため、足を取られやすく、転びやすい。
 十六羅漢の横のはしごから上に上っていくのだが、95年の時には一部腐食していて非常に怖かった。今現在は腐食はしていないが、長く延びたはしごはよく揺れるので、それでも怖い。
 しがみつきながら、ようやく登りつくと、結構景色がよい。手すりにしがみついてみる景色は最高だ。しかし、床(?)は傾いていて、砂利なので、滑って落ちてしまうのではないかという不安が常につきまとう。
 実際、降りる時に同じはしごを使うのだが、はしごの周辺の傾きは急なので、すっかりへっぴり腰で降りていくことになる。
 女性の方は、スカートで行くのはやめた方がよい。

【看板説明文】

いばらき森林浴の道
 篭岩の岩壁は凝灰岩が長年の風雨によってえぐられ、籠の目のように見えるところから籠岩の名称がつきました。/常陸大宮市

【備考】

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