No. 54 上野沼

うえのぬま

一言メモ 太公望たちでおおいに賑わう
市 町 村 岩瀬町
東  経 140.03.26.1
北  緯

36.21.3.7


 詳しい地図↓

 
   

最終更新日:2003.3.8.

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上野沼


やすらぎの里


筑波山と噴水


太公望と猫


湖畔の結婚式場

【ここの概要(歴史、自然など)】

 上野沼は江戸時代に造られた人工の沼で、面積は14万8千m2で、周囲を長さ2.4kmの遊歩道がかこんでいる。なんでも、低いところにある沼を高いところに移すという難工事だったらしい。現在は国道50号の北側に面しており、周囲にはやすらぎの里などがある。やすらぎの里近くには、夜ライトアップする噴水もある。
 遊歩道を散策していると、あちらこちらに太公望(釣り人)が見られる。太公望とは古代中国・殷から周に移行する頃の人の名前で、周の軍師をして、周が殷を滅ぼすのに大きな役割を演じた人である。釣りが大好きだったらしい。(ただ、釣りは考え事をするためだったらしく、まっすぐのハリを水面に垂らしていただけともいわれている。)

【行ってみた感想】 2003.1

 駐車場は、50号に近い側とやすらぎの里のものがある。いつもは反時計回りに遊歩道を歩くのだが、時計回りに歩く。つまり何もない側から。疲れてくると注意力が散漫になって、ちょっとしたことに気がつかなくなるからね。
 1月で寒かったということもあり、岸に近い湖面の所々が氷結していた。そういったところを除いて、釣り人が結構たくさんいた。対岸に行くと、日が当たっていることもあり、結構暖かい。猫ものんびりと歩いていた。
 やすらぎの里に近い遊歩道は、湖面の上を木のプロムナードがかけてあり、風情も良い。以前来たときよりもかなりグレードアップしていた。
 ここからも筑波山がよく見える。

【看板説明文】

● 上野沼
 上野沼は、江戸時代初期(1650年頃)に造られた、かんがい用の沼である。遊歩道には桜が約240本、周辺はクヌギ、アカマツ、コナラなどの樹林に囲まれている。動植物が豊富に生息しているため、自然環境保全地域にも指定されている。
  問い合わせ先 岩瀬町役場環境整備課

● 上野沼自然環境保全地域
 この沼は、サンカクイ、ガマなどの挺水植物が多く、一部にミミカキグサ、モウセンゴケ、ナガハノイシモチソウなどの食虫植物が見られる。また、動物相では、ハッチョウトンボ、キイトトンボ、ウチワヤンマ類が多く見られます。
 特にハッチョウトンボは、日本で産するトンボ中最小で、体長15〜20ミリメートルであり、本地域は本県のハッチョウトンボの最西端の生息地です。このように、動植物を含む自然環境が優れた状態を維持している湖沼です。 (昭和52年2月3日)/茨城県

【備考】

 関連サイト:     スーパーステージ開発協議会ARCSS  キャンプの道先案内「みも」 
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