No. 40 小堀の渡しと利根川

おおほりのわたしととねがわ

一言メモ 詩情を誘う渡し舟と川面の風情
市 町 村 取手市
東  経 140.04.43.7
北  緯

35.52.46.8


 詳しい地図↓

 
   

最終更新日:2002.5.26.

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渡し場周辺(右端の山は筑波山)


渡し場附近から対岸


JR鉄橋付近


小堀側の県境


取手緑地運動公園

【ここの概要(歴史、自然など)】

 茨城県南部は、原則として利根川を千葉県との県境としているが、いくつかの例外がある。地図で調べた範囲では、茨城県側にある千葉県の野田市(スポーツ公園対岸)、千葉県側にあるここ小堀、稲敷市の方の佐原市(東小近辺)、ここ以東は県境は北上し常陸利根川を基本線として、千葉県側にある潮来市の拾四番の4つ。
 前者3つは所属県と橋でつながっておらず、最後の一つも橋はあるものの有料道路だったりする。
 ここ小堀には、飛び地側にも多くの住宅があるが、小中高校はなく、通学にも向こう岸に渡らなければならない。ところが、一番近い橋は国道6号線(ロッコク)の大利根橋で、たとえば渡し場から取手小に行こうとすると約6kmになる。とても小学生に歩きで通える道のりじゃない。自転車で通おうにも、安全な道と言えない。

 前置きが長くなったが、それで市民の足として活躍しているのが、この「小堀の渡し」である。そういった理由で、この船は、原則観光目的の乗船はできない。あしからず。

 小堀の対岸の乗船場は取手緑地運動公園で、市民の憩いの場となっている。最近、発着場がもう一つ増えたらしい。

【行ってみた感想】 2001.12

 最初に行ったのは95〜96年、看板を見て、乗れないことが分かりガッカリした。まあ、仕方がないっすね。
 さて、百選の名前が名前だから、当然小堀側から見ようと思ったのだが、この近辺はひたすらまっすぐの道が川沿いに続き、道幅は広くなく、駐車場もないので、遠く、JR鉄橋近くの堤防の上に車を停めた。そこから渡し場まで2km、ひたすら歩いていった。本当、観光地ではないです。ちなみに、堤防から出て、道に合流するのも視界がよくないので怖かった。
 その後、今回も含めて2度行ったが、いつも同じ所に駐車した。いい運動になる?
 今回行ってみると、渡し場附近は整備されていて、階段ができていた。看板の説明文も変わっていたが、そこには数多くの修正跡があった。でも、昔のものと、趣旨は変わっていない様子。
 なお、最初に行ったときに、船の写真を撮るなと船長の人に言われたので、ここでは船の外観が分かるような写真はアップしません。

【看板説明文】

● 取手市営小堀渡船
乗船者への注意事項
一、乗船人員は大人十二名です。
一、渡船を利用できる者
 @ 通勤・通学利用者
 A 小堀地区住民及び市民の生活関連の利用者
 B 一般乗船を目的とする者
一、濃霧、強風、増水の場合は、欠航または運行時間を変更することがあります。
一、乗船できない者
 @ 酒気帯び者
 A 危険物所持者
 B 犬猫など動物類持込者
 C 船上で騒いだり、他の乗船者に迷惑をかける等の行為をする者
 D スタンドの無い、自転車などの乗船者
 E 船長の指示に従わない者
                    /取手市役所

● 取手市営小堀渡船場(新)(97年頃の看板。現存せず。)
 運航時間午前六時から
  午後八時三十分迄 運航
乗船者への注意事項
一、船長の指示に従って下さい。
一、船上で騒がないで下さい。
一、乗船人員は大人十二名です。
一、所定以上の重量の荷物は禁じます。
一、濃霧と強風の場合は欠航します。
一、犬猫類、動物の持込等は他の乗船者に迷惑をかけますのでお断りします。
一、往復するだけなどの船遊びはしないで下さい。
一、団体の乗船はお断りします。
                    /取手市役所

【備考】

 関連サイト: 利根川見聞録  取手市    
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