No. 34 浄蓮寺と渓谷

じょうれんじとけいこく

一言メモ 静寂に包まれた天台宗の名刹
市 町 村 北茨城市
東  経 140-42-21.2
北  緯

36-49-45.3


 詳しい地図↓

浄蓮寺

浄蓮寺渓谷

最終更新日:2002.3.17.

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浄蓮寺



駐車場


入口の紅葉


見事な紅葉


観音像


浄蓮寺滝(左下)

【ここの概要(歴史、自然など)】

 浄蓮寺は858(斉衡4)年、慈覚大師によって開かれたといわれる。地図の上では、北茨城市浄水場が目印で、近くまで行くと、浄蓮寺渓谷を示した看板があるので、大きく迷うことはない。
 よく整備された本堂前の庭と、花園川沿いに33台の観音像が安置されている。
 寺を出てすぐ滝があり、そこから花園川をさかのぼっていくと、発電所(解体中?)とその奥に浄蓮寺滝がある。ただし、滝のそばまで行く道はないので、遠くから眺めるだけ。
 浄蓮寺渓谷はこの滝から更に上流に行った所にあるらしい。紅葉のときは、すごく綺麗らしいが、行く方法がよく分からない。浄蓮寺渓谷は上流の水沼ダムから下流らしいので、水沼ダムから行った方がよいかもしれない。
 新緑のときと紅葉のときは綺麗。
 観光で訪れる時には、入場料100円が必要。リーフレットももらえる。

【行ってみた感想】 2002.11

 一番はじめに行ったのは95年の初夏。前日までに雨が降っていたこともあって、水量が豊富で、新緑が綺麗で、すぐに気に入った。駐車場にはあじさいも咲いていた。
 次に行ったのは2001年の晩夏から初秋にかけて、暑さも引いてきてて、深緑も鮮やかで、これまたよかった。
 その後に行ったのが前回。正に紅葉真っ盛りで、入口にある紅葉の木は色鮮やかに、グラデーションがかかって、写真を撮りまくるほどに綺麗だった。
 川の上流にあるという渓谷に行こうとして、バイクで林道をさまよったが、それらしい所には行き着けなかった。
 それはそれとして、最初に行った時にあった駐車場の看板が、行くたびに朽ちていくのは、もの悲しいものを感じてしまう。

【看板説明文】

● 浄蓮寺三十三観音
 観世音菩薩が衆生を済度するために、この世に三十三の姿で示現するという説にもとづき、俗世間で流布している種々の観音を三十三体刻んだものである。
 つまり、ひとつ所すなわち同じ所にいて、そのまま数多くの観音を拝し、その功徳を得ようとするというのが造立の目的であったと考えられている。近くに清瀧をもつ聖域に、三十三観音の霊場を設けることにより、労せずして多くの人々に観音の功徳を得させようというのである。
 工人の違いかと思われるものもあり、制作年代は近世、江戸時代に入ってからのものであると考えられる。
昭和60年5月9日 市指定 北茨城市教育委員会

【備考】

 関連サイト: 北茨城市商工会  北茨城市観光協会    
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