No. 29 万葉の道とささきの浜

まんようのみちとささきのはま

一言メモ 松の木の間から太平洋が望める
市 町 村 高萩市
東  経 140.43.47.2
北  緯

36.43.21.7


 詳しい地図↓

 
   

最終更新日:2002.6.12.

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万葉の道から望む太平洋


万葉の道入口


断崖


万葉の道の休憩所


ささきの浜


ささきの浜から

【ここの概要(歴史、自然など)】

 高萩と北茨城の市境南側にある工業団地に入り、高萩霊園の駐車場近傍から入ることが出来る。
 茨城の海岸線、特に北部は断崖絶壁が見られる。ここもその一つ。太平洋の波風は厳しく、陸地はどんどん削られていく。万葉の時代は1000年もの昔なので、きっと、もっと海よりに海岸線があっただろう。でも、景観はそれほど変わっていないに違いない。
 高萩の観光10選の一つでもある。

【行ってみた感想】 2002.1

 駐車場は高萩霊園の駐車場を使わせてもらった。盆の時期以外はそれほど訪れる人もいないので、そんなには迷惑にならないと思う。
 断崖絶壁に添って延びる散策道はそれほど長くないが、若干の起伏があるので少し汗ばむ。柵の向こう、松の間から見える太平洋は大変きれい。途中には休憩所もあるので、疲れたら休む。波音を聞きながら気持ちの良い時間を過ごすことが出来る。
 ささきの浜は万葉の道とは反対側で、下り道を降りていくと浜に行き着く。狭い浜で、断崖を背にすると、文明から隔絶された気分に浸れる。
 それなりの運動にもなり、リラックスも出来るので、なかなかいいところだと思う。

【看板説明文】

● いばらき森林浴の道No.8
 高萩の海岸は、白砂青松のきれいな海岸線を形成し、砂浜にはマリンスポーツを楽しむ人々が多く見られます。
 この遊歩道は、風光明媚な海岸を手軽に散策が出来るように海食崖の松林の中に延長約340mの遊歩道を昭和55年に整備しました。
 名称の由来は、高萩地方の海岸を詠んだ和歌が万葉集の巻九に載録されていることによります。
手綱浜歌一首
  遠妻し 高にありせば知らずとも
           手綱の浜の尋ね来なまし
(歌の意味)
 遠くに離れている妻が多珂にいるのだったら、そこは知らなくても手綱の浜の名のように尋ねただろうに。
作者は、高橋虫麻呂と考えられています。/高萩市

【備考】

 関連サイト: 高萩市      
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