No. 20 中生代白亜紀層

ちゅうせいだいはくあきそう

一言メモ 約7,500万年前の地層が海岸に
市 町 村 ひたちなか市
東  経 140.37.32.3
北  緯

36.21.47.0


 詳しい地図↓

 
   

最終更新日:2002.8.17.

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白亜紀層の海岸(たとえば平磯)


傾いた板のように


親子が遊んでいたりとか

【ここの概要(歴史、自然など)】

 平磯を中心としたひたちなかの太平洋岸に広がる、 のこぎりというか、洗濯板というか、そんなような岩がずっと広がった地域。これは、地殻変動によって褶曲し、浸食された地層が、波により、堅い地層と柔らかい地層で浸食され方にずれがあったために形作られた。
 中生代は、古生代と新生代の中間で、約25,000万年前〜約6,500万年前の時代。白亜紀は恐竜とかが栄えた時代で、地層が白亜を含むものだったことからこう呼ばれる。
 で、白っぽい石の海岸をずっと探して歩いたのが最初に行ったときで、どこがそれかよくわからなかった。要するに、珍しい景観の海岸線ということで当たりをつけたのが2度目。最終的には、ここいら一帯の海岸線はかなりの部分がそうだということに気がついた。
 海岸だけに、潮の干満に影響され、景観も変わる。太平洋岸であるため、波が激しいので、散策をするなら、干潮の時間帯をねらっていくのがよいだろう。本によると、貝や鮫の歯などの化石も見つかるのだそうだが、私は探したことがないのでよくわからない。

【行ってみた感想】 2001.3

 本当にのこぎりの歯のような岩が連なっている。今回は干潮の時に行ったが、満潮で波が高いと、一帯が波しぶきのもやに包まれて、霞がかかったようになることもある。
 駐車スペースにはそれほど困ることはない。平磯以外にも阿漕が浦の南から大洗近辺までずっと広がっているので、見たいならよりどりみどりといえる。バーベキューをしている一段を見たり、子供連れの一段を見たり、近所の人たちには手近なレクリエーションの場所なのかもしれない。

【看板説明文】

● 大洗県立自然公園案内
 この海岸の岩礁は、中生代白亜紀層からなり、海食崖前面に波食棚が発達しています。当地域の中でも学術的に貴重なものであり、県の天然記念物にも指定されています。また、阿字ヶ浦、大洗付近には広域にわたる砂丘地帯を形成し、海岸線の美しい景観が見られます。
 なお、この恵まれた自然を保護してゆくため皆様の御協力をお願いします。
  指定 昭和26年7月13日 公園面積 2,543ヘクタール
  茨城県・ひたちなか市

【備考】

 関連サイト: ひたちなか市      
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