No. 17 山川不動尊

やまかわふどうそん

一言メモ 空海作といわれる不動明王がある
市 町 村 結城市
東  経 139.52.10.5
北  緯

36.13.29.2


 詳しい地図↓

 

最終更新日:2003.1.14.

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参道


楼門


山川不動明王座像収蔵庫


本堂

【ここの概要(歴史、自然など)】

 ここは、下の看板説明文にもあるとおり、不動尊は平将門ゆかりのものである。山川不動は地図なんかにもそのように明記されているが、実は通り名で、大栄寺が正式な名称。
 行ってみると分かるが、ここは徳川幕府の重臣・水野家累代を祀っており、少し離れたところには水野忠邦の墓もある。
 全体としてはこじんまりとしたところ。
 毎月28日には縁日が開催されるという。

【行ってみた感想】 2002.10

 というわけで非常にこじんまりとした寺である。昔ながらの寺で、住宅街の中にある。駐車場も正門がわにはなく、裏手に回った方が吉。
 ここに来るのは三度目だが、時期が悪く、境内に植えられている桜もわびしく枝をさらすのみ。まあ、桜満開、あるいは、新緑生い茂る時期だと、正面から本堂が見えにくくなるが。
 不動尊座像を納めた収蔵庫は本堂の裏手にあり、厳重に柵に囲われている。

【看板説明文】

● (武家時代文化ライン)山川不動尊 (茨城県指定文化財)
 山川不動尊は真言宗豊山派に属する明王山不動院大栄寺の本尊である。
 寺伝によれば不動尊は弘法大師の作といわれ、平将門が守本尊として京都の東寺から関東に持ち帰ったものと伝えられ、天慶の乱(九四〇)のおり、山川沼に身を投じた将門の家臣とともに失われてしまったが、その後漁師の網にかかり、のち上山川の不動宿に安置され、慶長六年(一六〇一)山川城主のはからいによって現在の地に移されたと伝えられている。/結城市

● 茨城県指定文化財 「山川不動明王座像」収蔵庫
 山川不動明王は、大日如来の教令によって邪悪を破砕すると説かれた密教仏の典型的なものである。
 鎌倉時代中期の作といわれ、平将門が守り本尊として信仰されたと伝えられている。
 この収蔵庫は、文部省(文化庁)、県、市より特段の協力を受け、併せて、壇信徒各位より浄財を受けて建立されたものである。
  昭和五十年十二月吉日 明王山不動院 大栄寺

【備考】

 関連サイト: 結城商工会議所      
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