No. 11 泉神社と泉ヶ森

いずみじんじゃといずみがもり

一言メモ ロマンを秘めた湧き水と森
市 町 村 日立市
東  経 140.37.41.5
北  緯

36.30.55.2


 詳しい地図↓

 

最終更新日:2003.7.21.

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泉神社


泉が森



湧き出る清水と鯉

【ここの概要(歴史、自然など)】

 大洗近辺から日立市を結ぶ国道245号線の、大甕付近で少し陸側に入ったところにあるわき水の泉。常陸風土記の昔から、「浄き泉」と書かれており、実際にすごく綺麗。大きな泉ではないが、そこの砂地は沸き立ちながら、地下水を地上へと誘っている。水は澄みきっていて、そんなに深くもないのに、水色とエメラルドグリーンの中間の色を見せる。こんなに綺麗な水は、地上では山口県の秋吉台の何とか言うわき水の泉と、地下では岩手県の龍泉洞の地下湖くらいしか思い出せない。地味だが、一見の価値あり。
 泉が森はこの泉周辺を含む神社神域近辺すべてを言うようだ。この泉もあってか、遙かな昔からここには人が集っていたようである。泉神社は、日立地方最古といわれ、866年には従五位下に除せられたという。どの位のクラスなんでしょう?

【行ってみた感想】 2001.5

 

概要にも書いたように、ここの泉は、自分の知る限りでは茨城県で一番綺麗だと思っていて、お奨めの場所である。
 今回、デジカメを購入してから初めて行ったわけだが、今度のデジカメには短時間ではあるが動画機能があるので、泉底から水がわき出る様子をとってみたが、サイズがでかいのでHPでは残念ながら割愛。
 デジカメの写真は、たいていの場合、実際のものより色が鮮やかに表現されるが、左の写真では逆に水の綺麗さを表現し切れていないと思う。
 頻繁に行くところではないとは思うが、一回くらいは見ておいても良いのではないかとも思う。

【看板説明文】

● 茨城県指定文化財 指定年月日 昭和四十四年十二月一日
  史跡 泉が森
 泉が森は、この清い泉と泉神社の神域をふくむ総称で緑樹の美しい歴史的に価値の高い森です。常陸国風土記(ひたちのくにふどき)には「密筑(みつき)の大井」として人びとの憩いの場であったことが記されており、また、[女へんに「曜」の右側]+歌(かがい)の場所としても有名であったようです。
 泉神社は天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)を祀る延喜式(えんぎしき)内社で日立地方では最も古い神社です。鎌倉・室町時代から多くの武将が祈願に訪れたといわれております。
 江戸時代には、常北十景のひとつに加えられており、現在も茨城百景として名勝地にもなっております。
 泉の近くにインドの河の(せい)を神格化したという弁財天が祀られてあります。/日立市教育委員会

【備考】

 関連サイト: 日立市観光ガイド      
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