No. 09 玉簾寺と玉簾の滝

ぎょくれんじとたまだれのたき

一言メモ 光圀が霊感を受けて建立した諸堂
市 町 村 日立市
東  経 140.33.21.6
北  緯

36.37.30.5


 詳しい地図↓

 
   

最終更新日:2002.4.7.

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玉簾の滝


滝と黄葉


滝と紅葉


紅葉


玉簾寺の周辺


カメラマンたち

【ここの概要(歴史、自然など)】

 玉簾寺(臨済宗)は、1678(延宝6)年、徳川光圀が建立した。山号は、「瀑布山」。瀑布とは滝のことだから、当を得たネーミングでしょう。その昔、光圀がここを訪れたとき、滝の中に観音菩薩を霊感したという逸話がある。玉簾観音とも呼ばれている。
 境内の北側には、その滝が落ちている。高さ18m、巾8mらしい。滝の周囲はカエデの林になっていて、紅葉のシーズンには綺麗に色づく。また、そのことから、毎年カメラマンが写真を撮影している光景が見られる。
 滝を見るには、寺の境内の休憩所から見るのが一番角度がよいが、生憎、そこも含めて境内全域が写真撮影禁止となっているので、見るには直接行ってみるしかない。玉簾の滝を紹介した雑誌や本なんかの写真は、道路側から撮影したもの。
 また、駐車場もあるが、寺に参内する人のためのものなので注意。
 撮影禁止の境内には、滝の周囲に負けない、立派なカエデがたっていて、それは綺麗に色づくが、写真撮影禁止なので、これまた直接目で見ていただきたい。

【行ってみた感想】 2001.11

 ここには、紅葉直前、紅葉真っ最中、紅葉の終わりの時期の3回訪れた。2001年は紅葉真っ最中の時。カエデという意味で紅葉だが、むしろ黄葉というべきかも。
 寺や境内の撮影は禁止で、雑誌の紹介でも滝の写真くらいしか載っていないが、はっきり言って、小さい所だ。駐車場も大きくないし、停められないし。滝も大きくない。
 なのに、なんで雑誌で紹介されたりカメラマンが来たりするかというと、景色のバランスがよいからだと思う。紅葉の時期は一面グラデーションのかかった黄色や赤色に染まり、その向こう側で滝が落ちている。滝の高さは18mもあるらしいけど、道路や境内は滝壺よりも高い所にあるため、目線が滝の真ん中くらいに来るし。
 というわけで、「どこから見ると綺麗か」ということに頭をひねるのが好きな人にとっては、なかなか興味深い所。だけど、出店や散歩が好きな人(一般の?)にとっては論外でしょうね。

【看板説明文】

(特になし)

【備考】

 関連サイト: 日立市観光ガイド      
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