【ここの概要(歴史、自然など)】
手持ちの参考書には全くなんの記事もなかったので、基本的な説明を;
水戸市のど真ん中には国道50号線が横に走っているが、これをバイパスする道路が水戸市街の南側を走っている。このバイパス道路と国道が西側で合流するところに大塚池がある。
南を上にして「久」のような形をしており、面積の割に周辺遊歩道が長い。また、あちこちに変わった形の橋が架かっており、楽しい。
水鳥も多く、池の大半が、1年の半分、水鳥保護のために釣禁止区域となっている。
百景や新水戸八景に選ばれながらも地域雑誌などで紹介されないのは、交通の便があんまり良くなく、地域密着型のところだからかも。
【行ってみた感想】 2002.7
水戸市側から行くと50号を抜け、大塚池を右手に見ながら過ぎて、一つ目の交差点を右に入って、住宅地を抜けたところに駐車場がある。幾つかあるらしいが、いずれも大通りには面していない。
遊歩道は池の周に沿ってあり、どこまでものどかな雰囲気。ゆったりと泳いだり、昼寝をしている水鳥が、さらにのどかさを助長している。
しかし、2.6kmというのは短いようで長い。結構いい運動になる。
夕暮れがいい感じ。
【看板説明文】
● 新水戸八景エリアマップ
新水戸八景は、市内にある自然環境や歴史的文化遺産を大切に守り、併せて水戸のイメージアップを図ることを目的に、平成7年度に広く市民に応募を呼びかけたことから始まりました。
38の候補地に、6,629名という多くの応募がありました。この事は、市民の郷土愛の深さの表れだと思います。
その後、観光協議会などに諮り、十分検討した結果、次の8カ所が選定されました。
@偕楽園と千波湖周辺
Aダイダラボウと大串貝塚ふれあい公園
B水戸芸術館
C弘道館周辺と旧水戸城の壕
D水戸市森林公園と楮川ダム
E大塚池公園
F備前堀
G保和苑と周辺史跡
これら8カ所は、いずれも水戸市を代表するような資源ですが、この他にも、すばらしい自然や歴史的文化遺産がたくさんあります。すべて皆さんの貴重な財産であり、また観光資源です。大切に守りたいものです。
大塚池公園
大塚池は、新堂池ともいいました。江戸時代より旧笠間街道(現在の国道50号)一の風景といわれ、茨城百景にも選ばれています。
かつては周辺の水田へ水を引くため池として利用されていました。最近では、付近の田園地帯が急速に住宅地に変わりつつあることから、水に親しめる公園として整備されました。池の周辺には約2.6キロメートルにわたる遊歩道もあり、たくさんの人が散歩やジョギングを楽しんでいます。
野鳥などの生物も多く、冬には白鳥も飛来します。
【備考】
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