2011年 8月 外国語教育メディア学会(LET)第51回 全国大会(名古屋)
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名古屋学院大学 白鳥キャンパス
■日程 | 2011年8月6日(土)〜8日(月) |
■場所 | 名古屋学院大学 白鳥キャンパス(名古屋熱田区) |
外国語教育メディア学会(LET)第51回 全国大会(名古屋)において、ミント音声教育研究所は、神田先生(首都大学東京)、湯舟先生(東洋大)他と2つの共同研究発表をおこなった。
- チャンク提示法研究
- 呼気段落長研究
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表題 | : | CALL教材を利用したチャンク単位での音読訓練が |
| | 読解速度と読解効率に与える効果 |
| | The Effect of Read-Aloud Training by Chunking |
| | on Reading Speed and Efficiency |
| | in a CALL Software Environment |
発表者 | : | 神田 明延(首都大学東京) |
| | 湯舟 英一(東洋大) |
| | 田淵 龍二(ミント音声教育研究所) |
| | 池山 和子(恵泉女子大学) |
| | 山口 高嶺(早稲田大学) |
| | 鈴木 政浩(西武文理大学) |
時所 | : | 8月7日(日) 13:30〜14:00 201教室 |
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発表要旨 | : | こちらへ |
発表要綱 | : | ⇒ |
発表会場
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CALL教材を利用したチャンク単位での音読訓練が
読解速度と読解効率に与える効果
The Effect of Read-Aloud Training by Chunking
on Reading Speed and Efficiency in a CALL Software Environment
本研究者グループは数年に亘って、CALLソフトウェアによるチャンク提示法の工夫によって、速読訓練による読解効率の向上を検証し、英文がチャンク毎に現れる多様な提示法で有意な成績の伸びを確認し、諸提示法における特性なども確認してきた。しかしながら、読解効率における有意な伸びが、当初予測していた聴解能力への転移に至ってないことも判明した。そこで我々は処遇方法の質と量を変更して、さらなるチャンク切りによる学習効果の検証を試みた。
今期は、新たな共同研究者2名の加入により、処遇対象者数を拡大し、複数の大学1〜2年生の一般英語クラスで処遇を継続した。その最終的な成果を今回発表する。
キーワード
- チャンク, 読解効率, 音読, ソフトウェア, 提示方法
利用機材
- 音声(ボイス)と文字(スクリプト)を同期させて提示するシンクロナイザー = プレーヤーミント(特許 3549195)搭載m-Boxed、プレーヤーミント(ネット版)PlayNetAC
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表題 | : | 2±1秒の制約 ─ 音声データベースに基づく |
| | Breath Group解析 |
発表者 | : | 田淵 龍二(ミント音声教育研究所) |
| | 湯舟 英一(東洋大) |
時所 | : | 8月8日(土) 10:40〜11:10 6号館401教室 |
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発表要旨 | : | こちらへ |
発表要綱 | : | 前半 ⇒ |
| : | 後半 ⇒パワーポイント |
発表 湯舟先生(前半)
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2±1秒の制約 ─ 音声データベースに基づくBreath Group解析
Time Constraints for 2±1 seconds:
A speech-database analysis on the duration of Breath Groups
発表者らによって編纂されたデジタル音声データベース(主に米語による、映画、教科書朗読、ニュース放送、演説、朗読、歌謡、韻文など)を用い、ポーズ検出による音声自動分割の後、言語情報による手動の分割処理を施した47,260のBreath Group(呼気段落)のもつ情報のうち、「音声としての長さ」に焦点を当てて論じる。分析の結果、Breath Group平均が2.1秒、最頻値が1.5秒、全体の84%が3秒以下であった。さらに呼気段落長の平均値はしゃべる速さ(発話時の単位時間当たりの言語量)に依存しない傾向が明らかとなった。発表では、この音声実現の実証データと、認知心理学や脳科学におけるワーキングメモリの「音韻ループ」Phonological Loopに関する理論研究、およびこれまでの言語学、認知科学、脳科学の研究結果との関連性を探った後、音声教育とりわけシャドーイング訓練の方法論への示唆を提示したい。
キーワード:
Phonological working memory, 2±1 seconds, duration of Breath Groups,
speech-database,
利用機材
- 音声(ボイス)と文字(スクリプト)を同期させて提示するシンクロナイザー = プレーヤーミント(特許 3549195)搭載m-Boxed
発表 田淵(後半) 動画シーン検索サイトを使って呼気段落の説明
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