アメリカ西海岸の旅
3日目 UNIVERSAL STUDIO


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[GOOD MORNING]

 今日は7時に目が覚めた。玄関先でコーヒーをすすりながら朝の一服をかます。相変わらず心地良く、体の底から洗い流される気持ちになれる。しばらくボーっとしていると、シリルの家のお向かいさんの屋根の上に何か動いているのが見えた。良く見るとそれはリスだ。リスが5,6匹じゃれ合っている。しばらくリスに釘付けになっていると、自分がいるシリルの家と向かいの家を繋ぐ電線の上をリスが渡り始めた。とてもコミカルな動きですごい可愛い。思わずダッシュして家の中に入り、カメラを持って戻ってきた。電線の上を渡る緊張しているリスにカメラを向ける緊張してる自分。リスなんてナマで見るのは初めてだからだ。最初のはうまく撮れなかった。しかしじゃれ合っているリスはその次は鬼ごっこの様に2匹が電線を渡り始める。何て光景だっ!2本の平行して走る電線にそれぞれリスが。興奮気味にシャッターを切った。朝から超感動!

 ロスのダウンタウンに結構近いこの住宅地で繰り広げられるこの光景、屋根の上でたわむれるリス、その建物の下で朝飯を食べる犬、その犬が朝飯を食いながらも気になってるのは道路での猫のケンカ。気が気でないのは少し離れた所で地面をつつくスズメ。この時が一番アメリカが素晴らしいと思った時間だ。ロスにはメキシコ系が非常に多い。世界最大の韓国人街「コリアンタウン」もある。とにかく色々な人種が、様々な生き物が、うまいこと気ままに共存している。アメリカの圧倒的なデカさを感じた。

 そんな朝の感動をよそに、しげが眠そうに起きて来たので支度を促す。今日の予定は昨日、収穫ゼロだった屈辱を晴らすべく「ビバリーヒルズショッピングモール」に賭け、早々とショッピングを済ませた後、ユニバーサルスタジオを満喫するのだ。満喫出来るかどうかはショッピングの時間をいかに少なくするかで決まるのだ。

[MOVE THE CAR]

 シリルも起きてきた為、今日の予定を話すと「ビバリーヒルズショッピングモール」まで車で送ってくれると言ってくれた。ラッキー。支度を済ませていざ、シリルのチェロキージープに乗り込む。僕は助手席だ。走り始めるととても複雑な気分に襲われる。住宅街を抜けて交通量の多い通りに出た時にその複雑な気分の原因が分かった。バスに乗って外をボーっと眺めてる時には感じなかったが、今は左ハンドルの右側通行だからなのだ!何だかとてもキモチワルイ。アメリカではどうやら信号が赤でも対向車がいなければ右折してもいいらしい。・・・合理的だ。

 軽快にシリルの車は進み、僕達はお礼を言って「ビバリーヒルズショッピングモール」で降ろして貰った。ここは果てしなくデカいデパートみたいな所だ。僕等はまず朝、兼昼食を食べる事にした。僕にとっては初のハンバーガー以外の食事だ。「パンダエキスプレス」という所で食べる事にした。読んだ通り、パンダ=中華。こっちでは本当に良く見掛ける“エキスプレス”とは、速い、つまり日本で言うファーストフードと言う事なのだ。 店員さんにハァーイと声を掛ける。まずお皿の3分の2位に山盛りチャーハンが盛られ、6,7種類ならんだ中華あんかけの中から2種類を選んでそれをチャーハンに掛けて貰うシステムだ。パッと見てもどれが何なのか分からない為に、適当に2種類選んで指を差して盛りつけて貰ってお皿を受け取り、4ドル支払い座席へ。

 初のハンバーガー以外の食事、果たしてアメリカ産の中華のお味と言えば・・・美味い!!量もたっぷり!ご飯はさすがに日本とはあまりにも違う(箸ではすくえない程パラパラ)が、中華の味はメチャクチャ美味しい。こっちではとてもポピュラーな“シュリンプ(小海老)”がプリップリで最高の歯ざわり。量も味も満足満足。腹も気分も満たされた所でいざショッピング開始。

 予定では明日メキシコに行く為、リュックが必要なのだ。また野宿の可能性もある為、長ズボンも必要だ。僕は超軽装で来た為にリュックも無いし、半ズボンしか持ってきてない。色々と歩き回るが今まで同様、お気に入りブランドは無い。仕方なしに「ティンバーランド」でリュックを買う。約5000円。や、安ぅっ!その後「ステューシー」でナイロンパンツ7500円、厚手のT−シャツ3500円も買う。不本意ながらも買い物をすると言う目標はとりあえず満たされた。安かったし。メインのユニバーサルスタジオに向かうとしますかっ!

[UNIVERSAL STUDIO]

 荒々しく騒音をまき散らすいつものバスを乗り継ぎ、ケツが痛くなった頃にユニバーサルスタジオの近くに降り立つ。色んな人々も一緒に降りる。家族連れは分かるが一人の人もいる。一人で楽しむのだろうか。

 ユニバーサルスタジオ近くのバス停から無料のバス、と言ってもゴルフ場を行き来しているカートのデカイヤツみたいのだが、それが出ている。このカートのシートはフワフワだ。やっと落ち着いた乗り物に乗れるのだろうか、期待。カートが動き出して2秒でそんな期待をする事自体、何も分かっちゃいないのだと思い知ることとなった。・・運転荒い荒い。ユニバーサルスタジオの入り口は坂をずっと上った先にある。このカートは坂の下からその途中にある観光客用の豪華ホテルの入り口を寄りつつ客を拾ってユニバーサルスタジオの入り口まで行くのだ。激しく揺さぶられながら入り口に着く。入り口をくぐっても並んでいるのはお土産屋さん。派手派手しいお土産屋を抜けると広場があり、チケット売り場のカウンターがある。ものすごい人の数だ。チケットはかなり高めの41ドル。訳の分からない事に年間通し券が49ドル。年内にまた来る予定も無いので一日券をカードで買っていざ突入。

 
[Water World]

 またもや長い長いお土産通りを抜けて、まず最初に見たのは「ウォーターワールド」。これはアトラクションでは無く、ショーなのだ。アナウンスで緑のシートに座ると濡れます。と言っている。何のことか分からない。開場されて中に入ると殆ど緑のシートでウェットシートと書いてある。前の方は青のシートでスプラッシュシートと書いてある。ショーの舞台は映画のウォーターワールドの世界が再現されていて海の上にトタンで出来た要塞のようなセットになっている。

 はっはぁ、この水がたまに飛んで来たりするのだなぁ。そう思って上の方に陣取る。まだ完璧にみんなが座っていないのだが、映画のコスチュームを身にまとった人が3人出てきて何かを叫んでいる。お客さんをショーの前に温めておこうって役目の人だろう。彼らに応えて客席から大きな大きなリアクションが返る。何やら客席は3ブロックあるのだが、隣のブロックをみんな指さして叫んでいる。何のやりとりかイマイチ理解出来ないが、一人の男がOK分かったみたいなリアクションをした後、おもむろにバケツにセットの海から水を汲んで客席めがけてバケツの水をぶっかけた!こっちの客は大盛況。ナルホド、これで濡れるのかぁって、ショーで濡れるんと違うんかい!!!

 今度は向こうの客席からこっちを指さして大きな声援が飛んでいる。ヤバイ。こっちの客も負けじとデカイ声で応戦する。男はOK分かったと言い、こっちに思いっきりバケツの水をぶちまける。一番上までは飛んで来ないけど相当飛んでくる。一番前は間違いなくびっしょりだ。そんな事を繰り返していくウチに一人の最前列の少年と男が目を合わせた。やっぱりやってくれる。男は満タンの水が入ったバケツを男の子の頭の上で逆さまにした。男の子はキレてとても良いリアクションをしている。みんな大爆笑。そこに通りかかった不運な車椅子の人にも頭からバケツの水を掛ける。あまりに無防備で何が起きたのか分からない車椅子の人のリアクションがまた楽しくて大爆笑。日本だったら引くのかななんてその時は感じなかった位自然に楽しかった。 

 ショーの方が始まると映画のラストシーンが再現されている。ジェットスキーを駆り、所狭しと高度なテクニックで飛んだり跳ねたり潜ったり。盛り上がってくると派手に火薬をつかっていて、爆破すると客席にも熱がくる。最後はロープで吊ったわけでもなく、レールに乗っているわけでもないデカイ飛行機の模型が客席目掛けてセットの裏からセットを壊して飛んでくる。派手な爆発と共に。ショーは盛り上がって終わった。終わってから退席して飛行機の横を通って初めて、お〜っっもし何かあったらどうすんのぉ〜って思った。リアリティーの追求か、ハラハラさの追求か、とにかくアメリカのスケールの違いを思い知ったのだ。

[Wild Wild West]

 次に見たのは「ワイルドワイルドウエスト」のショー。こっちでは客席にみんなが座るまでの間、客温め係の“チャップリン”がいた。チャップリンのコミカルな動きにみんなはショーの始まりまで退屈しないで待てる。ある老夫婦が手を繋いで席を探していた。チャップリンは後ろを着いて行き、おじいちゃんに内緒で奥さんに変わってもらう。おじいちゃんは何も気付かないで奥さんの手と信じ込んでチャップリンの手を握り、目星を付けた座席まで一心不乱に歩いている。みんなは大爆笑してそれを見守っている。おじいちゃんはなかなか気付かないが、しばらくして会場の笑いは自分中心に起きているような気がする、と感じたのだろう。チャップリンが慌てて逃げる。大爆笑の中でショーが始まった。

 今回もまたアトラクションでは無くショーだ。このショーは先ほどのと違ってコメディーらしい。どうやら雰囲気はドリフだ。みんなはトークでも爆笑しているが、僕は何を言っているのか分からない。動きで笑うしかないのだ。ベタな、各国共通なコントだ。すっかりドリフって感じで、主人公がとぼけて客席に向かって話し掛けてる後ろから悪いヤツが忍び寄ると、会場にいるちびっ子は声をそろえて「しぃーむらぁぁ〜っっ、後ろぉおー」だ。やっぱり主人公は気付かないんだけどね。そんで最後はセットが崩れ落ちるという王道のオチを付けて終わる。いやぁハリウッドでドリフを見れるとは。けど映画と内容は全然違った。

[Jurassic Park Ride]

 次に行ったのはもっともアメリカらしいと思ったヤツ「ジュラシックパーク」何故か結構混んでいて、ちびっ子が多い。そして何より不思議なのはプールに服着たまま入って来たのかい?って位濡れてる子供が多い。さっきの「ウォーターワールド」で最前列に座っていたのだろうか。 

 順番が回ってきて大きなボートに乗り込む事となった。少し座席が濡れている。チョットだけ躊躇しながら座り込んでいざ出発。何やら恐竜の模型が物陰にいたりするんだけど、これと言って特に驚かされる事も無いし、うぁ、まるで生きてるみたいじゃん!なんて感動も無い。そんな感じで少しダラダラと少し優雅にクルージング。

 いよいよ最後って所で、しげが「うぅ、俺これ苦手なんだよなぁ〜っ」などと、とてもとても気になる事を言う。(しげは2回目なのだ)ん、何の事だぁ???なんて考えてるウチにボートは凄い角度の斜面のトンネル内を登っていく。トンネル内は真っ暗で、時折ピカッっと照明効果が使われる。ちんけなエンディングだなぁ、これで晴れて映画同様に脱出ってか、それにしてもしげが言った言葉は何なんだ・・・。

 と、その時ふいに真っ暗だった視界がパッと開けて綺麗なハリウッドの青空が目に飛び込んできた。思わず感動の声が洩れる。が、歓喜の声が恐怖の悲鳴に瞬時にして変化!!暗いトンネルを登った分、おそらく10m位だろうか、真っ逆さまとはこのことか、本当に落ちたのだ。正直チビリそうになった。恐かった。今までの人生がゆっくりとセピア色の映像で頭の中に映し出された位恐かった。一気に内蔵が口から出るんじゃないかって程の重力を受けたと思ったら着水。モノスゴイ水しぶきをあげて!前が見えない位の水柱がボートの前方を覆い尽くす。その水柱が本当にシャワーのように降り注ぐのだ。・・・ずぶ濡れ!!

 何が起きたのかやっと理解出来た。ずぶ濡れの少年達、ポンチョの販売、ボートのシートが濡れてた理由、しげの一言。すると何故か笑いが止まらなくなった。余りの恐怖の後の安心感か、脱力感か、とにかく笑いが後から後からこみ上げてきた。トンネル出口がある場所はあたり一帯水浸しになる。ボートがもの凄い量の水をまき散らすからだ。アメリカンはどうも水に濡れる事をこよなく愛しているのか、その出口で水を被って大爆笑している人が沢山いた。僕等もそこに行って、実際にボートがトンネルから出てくる所を見てみたが、水柱は15m位の高さにもなっている。水をはじき飛ばす範囲も相当だ。30m四方位。結局アメリカ風にそこでしばらく濡れる事を楽しんでしまった(笑) 後にお土産コーナーで、トンネル内で落下中の自分の写真を販売している事が判明。ナルホド、これでみんなは何回も何回もこれに乗るわけだ。モニターに映し出された自分の恐怖に歪んだ顔を見てみると放送禁止な顔・・・。イイ顔をしてる写真も欲しかったが、時間が無い為に次ぎに急いだ。

-----図解-----
水しぶきを巻き上げる図
 ここが文中の“トンネル出口”部分から出て、着水の瞬間。
 ここから更に汲み上げる水量を増やします。
水しぶきがかかる図
 上の画像の中央左側の黄色の丸部分がこの場所です。水しぶきの大きさが分かって頂けるでしょうか。
今まさにボートが着水して、大量の水が降り注ぐ瞬間です。
 ちなみに濡れるの大好きアメリカンはこの場所でカウントダウンなんぞをしながら水待ちをしてる。
ついついそれに混じってしまった自分は日本人代表のアホなんだけど・・・。
ずぶ濡れの図
 で、こうなります。この解像度では見えないけど、手元の写真では良く見ると○クビが透けています。体のライン、短パンが透けてるの分かりますかねぇ〜?
 ここまで濡れると水をかぶったというより、服着て水に入ったという感じです。

[Backdraft]

 我ながらアホな事をしてしまったと思ったのはびしょ濡れのT−シャツが非常に冷たく、寒くなって来た頃だ。寒いから、という単純な理由で次に僕等が向かったのは「バックドラフト」だ。ここに行けば暖かいだろうなんて単純な。

 が、入っても火など無い。こっちはサブイボ全開寒さで震えてるというのに。どうやらバックドラフト現象についての講義をしてくれるらしい。寒さで震えながらもフィルムを見る。英語なので何を言っているのかはさっぱり分からないが、映画を観た事もあったし、この現象については理解していた為にフィルムの言いたい事は分かった。フィルムが終わって次の部屋に移動する。またもやフィルム。寒いつーのに。こっちのフィルムは映画のメイキング映像だ。それなりに感心する。またまた次の部屋へ。

 おうっ!なにやら工場の中のようなセット。いかにもって感じのドラム缶がゴロゴロ転がっている。客は工場内部の高い位置に渡してある通路というか橋というか、とにかくそんな所で高見の見物だ。予想通りに奥の方から火が着いた。火は見る見るうちに燃え広がる。ドラム缶から漏れた液体が追い打ちを掛けるようにゴウゴウと強い炎になる。ドラム缶が破裂して空中にぶっ飛んだりもした。けどそんな事は予測済み。結局ハリウッドもここまでか、なんて思った矢先に客席である通路がガタンッて崩れた!!これには大ウケ!まぁ崩れたと言っても少しずれた程度だが、だんだんと奥の方からセットが崩壊していく様を目の前で見ていたら効果絶大! ヤラレタァ〜って感じで楽しかった。 しかしT−シャツは全く乾かなかった。

[Back to the Future The Ride]

 次は知らない人はいないであろう「バック トゥ ザ フューチャー」に乗ってみることにした。入り口は地下にある。列に従って歩いて行くと、どうやら研究所というセッティングらしい事が分かった。廊下を歩いてロビーみたいな所に出ると、モニターから“ドク(映画の中でタイムマシーン「デロリアン」を作った博士)”が語りかけてくる。・・・相変わらず何を言っているのか分からない。ドクの熱いメッセージが終わると6人組ずつ連れてかれる。

 僕等のグループは廊下にある沢山の戸の1つに案内され、狭い部屋に入る。僕等2人以外もアジア人らしく、英語が分かる人がいないので心細い。いったい何をされるんだろぅ。今度は英語でアナウンスが流れる。う〜ん困った。しばらくすると部屋の奥の壁が開いた。そこにはデロリアンが!!!

 デロリアンに乗り組むと目の前には大きなスクリーンがある。そこに映し出される映像とデロリアンの動きで、実際にデロリアンに乗っている気分になるのだ。どうやら“ビル(映画ではお馴染みの悪い奴)”を追いかけろって事らしい。追いかけると言ってもただデロリアンに乗ってるだけだけど。

 さすがにデロリアンなだけあって、色んな時代に行く。火山の火口に落ちそうになったり恐竜に食われそうになったり、高層ビルとぶつかりそうになったり。以前「ジョイ ポリス」で似たようなのに乗った事があるが、とても楽しい。体にかかる重力の具合等がかなりリアルだし、スピード感もリアルだし。結局上手いことビルを捕まえて反省させてめでたしめでたし。

[Teminator2:3D]

 これも知らない人はいないでしょう「ターミネーター2」これは入り口に置いてあるメガネ仕様。タイトルからも分かるとおり、3Dなのだ。結構人気のようで待っている人が沢山いる。しばらく待った後入場。

 どうやら今回はターミネーターを作った会社「サイバーダイン社」の見学という設定らしい。制服を着た女の人が色々と説明をしている。途中、客が彼女をからかったのか、彼女も色々とからかい返したりと、NHK教育でやっているアメリカのホームドラマを生で観た気になった1場面もあったが、なんとか説明が終わると次の部屋に通された。

 次の部屋は案の定、映画館のようだった。立体に見えるメガネを装着し、始まるのを待っていると、また同じ女性が出てきて説明を始めた。どうやら先ほどもそうだが、このアトラクションの説明では無く、「サイバーダイン社」の説明だ。“バック トゥ ザ フューチャー”もそうだったが、どうやらその設定に客自身もなりきるのがイイらしい。

 説明の途中で、ターミネーター2の主人公の少年のニセモノが出てきた。みんなサイバーダイン社に騙されるな!みたいな事らしい。その後シュワちゃん登場!モチロンニセモノ。悪しからず。そんでサイバーダイン社が作り出した殺戮マシーンとシュワちゃん達が戦う訳だが、現実にそこにいる役者さんと映像が上手いことつながっている。全部が映像のシーンもあれば、敵だけ映像で役者さん(シュワちゃん達)が実際にアクションかましてたりする。

 映像と言えばそりゃぁもうビュンビュンとモノが飛び交っていて、分かっちゃいるけどよけまくり(笑)頭じゃ分かってるんだけど体が反応してしまう・・。最後は敵のコアみたいのを見事粉砕して終了。普通は映像だけの方が面白そうな気がするけど、さすがハリウッド! でもシュワちゃんが日本語でしかもひんそだったりしたらきっと素に戻るんだろうな。

[E.T.Adventure]

 これは面白くなかった。ずっと「E.T.」の、映画通りに再現された森の中を歩き回って、やっと辿り着いた受付で名前を聞かれ、乗り込んだ自転車で地球を離れてE.T.の故郷の星を散策するみたいな感じ。相当なメルヘンさんでないと楽しめないと思う。どうやら後々に知った事だけど出口でE.T.に名前を呼ばれるらしい。全く気が付かなかった!!くやしぃ。

 楽しかった。けど半乾きのT−シャツが寒い。またもや長いお土産屋を通り抜けて無料シャトルを待った。あの乗り心地最悪の乗り物で下るのだ。

[KINDNESS]

 ユニバーサルスタジオの中で食べると高く付くと言うことでめしを我慢していた為、バス停の横にある「カールスJr」にて晩飯。懲りもせずハンバーガーだ。これだけハンバーガーばかり食べているというのに実に美味しい。さすがハンバーガーの国アメリカ。お肉もパンも、食感もお値段もまるで日本とは違う。お腹も満たされたので家路に着く。バス待ちだ。

 バスに乗り込んでしばらくすると少年の一人が話し掛けてきた。お前はスケーターなのか?靴を指さしている。少年と言っても英語ペラペラって当たり前なんだけど、こっちはスケート話すら出来ない。必死に向こうは「オーリー」は出来るのかって聞いてるんだけど、これは後々思い返して理解したことで、実際には“オーリー”が何回聞き直しても“アーリー”に聞こえた。全くもって???だった。鬼プッシュの事かななんて思ったけど会話はなかなか成立しない。身振り手振りでかみ合わない会話を続けた。

 どうしても発見出来なかったスケートショップの住所をメモった紙があったのを思い出し、少年に渡してみる。スケーターならば知っているであろう。少年は難しそうな顔をして仲間に何か言いながら紙を渡す。仲間は珍しそうに紙をのぞき込み、やがて誰も分からないと悟ると前の席に座っていたおばさんに紙を渡す。おばさんも分からないらしい。僕等が降りるバス停はもうスグそこまできている。だが紙を回収しようにもどうすることも出来ない。おばさんはこっちに向かって何か言いながら隣のおじいさんに紙を渡す。あぁ、もう返してぇーという心境なのだが・・・。おじいさんはこの辺じゃないかって何か通りの名前とか教えてくれたんだけど、ちっとも分からない。結局降りたいバス停を通過し、落ち着いたかなってあたりでセンキューと言い残して降りる。いやぁなんて親切なんだろう。アメリカ人って。

 シリルの家に着くと、今日の疲れと明日のメキシコの為、爆睡する。

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