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写真伝心 5  いい写真とは 前ページ 次ページ 
  どんな写真が「いい写真」なのかは、見る人によって さまざまです。

 風景写真については、一般の人がいい写真と思うのは「きれいな写真」「分かりやすい写真」のようです。作品展などで「どこの写真ですか」ときかれる事がありますが、旅行等で訪れた場所の写真に出会うと感動をお ぼえる人が多いようです。

 写真はもともと記録媒体として誕生し、またそれを伝える報道にも使われてきました。そのため、わかりやすく説明的になるのは自然の成り行きかも知れません。

 しかし説明的でなにもかもがよく分かる写真は、それはそれで意味がありますが、 鑑賞用として長く眺めていると飽きが来そうです。なにかプラスアルファの情緒的なものがあるといいと思います。

 私は説明抜きで感動してもらえる写真を撮りたいと思っていますが、なかなか思うようにいきません。