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写真伝心 4  海外旅行 前ページ 次ページ 

 海外旅行で限られた時間の中で写真を撮るのは意外と難しいものです。スナップ写真はいいとして、まともな風景写真をとるにはどうすればいいのでしょうか。

 ツアーの場合には他の参加者の理解と協力が大切です。写真が好きだからといって勝手な行動は許されません。参加者の中には写真にあまり興味のない人もいます。カメラを持って来ない人もいるくらいですから。

 参加者の協力を得るには、自分は写真が撮りたくてこのツアーに参加していると言う事を理解してもらう必要があります。言葉による説明もいいのですが、それなりの行動をすれば周りの人は分かってくれるものです。カメラの操作で困っている人がいたら助けてあげる心がけが必要です。

 一般の参加者の協力を得た例をあげてみましょう。ノルウェイのロフォテン諸島に行った時、ツアーは15人ほどでしたが写真好きが3人いて、同じロッジにしてもらい、夜通し交代でオーロラが出るのを見張りました。オーロラが出た時は、寝ているみんなを起こして一緒に歓声をあげました。翌日からは、いい景色のところでは自由にバスを止めてもらい撮影することができるようになりました。

 旅行終了後は他の参加者へお礼の気持ちを込めて、手作りの10枚組ほどの絵はがきを送ることにしています。