銭 湯 解 析

朝日湯 (調査:H17.06.09)







足:近鉄橿原線「結崎」駅下車、東へ徒歩約25分。または近鉄天理線「二階堂」駅下車、南へ徒歩約30分。
「奈良健康ランド」の南。
営業時間:17時〜21時、
 第1・3日曜休
入浴料:100円
住所:奈良県天理市嘉幡町535
電話:非公表

天理市に3カ所ある共同浴場の一軒。
正式名称は嘉幡共同浴場という。
ここはかなり交通の便が悪く、駅から結構歩く。CMで有名な「奈良健康ランド」の南にあるので、そこを目印に歩くと良い。
外観は銭湯にもありそうな普通な感じだが、お役所建築的なコンクリート臭さは少々漂う。
暖簾をくぐり、番台で入浴料を支払って脱衣場へ。室内はやや広い目である。
浴室に入って驚いた。内部の構造が先日訪れた川西町の「梅戸共同浴場」とそっくりなのだ。天井については後述するが、浴槽もメイン(深・浅)浴槽のみの構造で、浅い目の浴槽にはジェット装置も備えられていた。また浴槽の横、仕切壁沿いに謎の石で囲まれたスペースもあった。ただ浴槽の形は四角であったが。たぶん施工業者が同じなのかも知れない。
室内は暖色系の灯りでほんのり暖かい感じの中、広々とした浴槽はのんびりと湯を愉しめ、大変に満足できる。
見上げてみれば、ここの天井の湯気抜きが右へ左へ交差しており、コンクリート的な建築の中にもちょっと独創的な感じを醸し出してる。これは同市にある「御谷温泉」や川西町の「梅戸共同浴場」も同じ構造であったと記憶している。

洗い場は、ズラーッと座石がならび、カランにはホースシャワー(ボタン式)が備えられていた。このシャワー、かなり勢いがあり、ボタンを押すと飛んでいきそうなくらいで。。。強力です(笑)。

風呂上がりのドリンクは置いていなかった。半公設の共同浴場なので仕方ない。冷水器は浴室と脱衣場の間の中間地帯に置かれてあった。

また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。
評価:★★★★
コメント:ちょっと遠いがゆったりできる。
     飛んでいきそうな勢いのシャワーはなかなか。


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