怪しきモノたち


怪しきモノたち・その461 ぎそう「サラダ巻」






先日、日課のごとく『現代の錬金術師・スー玉』への巡礼を行っておりましたところ、またまたハイテク食品を見つけました。

『スー玉』。。。関西では知らない人はいない大阪最強のスーパーこと「スー●ー玉出」、ここのハイパーテクノロジーをとくとご覧下さいませ。

それは一見すると、ふつうにお寿司の「サラダ巻」と見えますが、じっくり眺めますと。。。


 

原材料名
リンゴ
(原材料の一部に小麦、大豆、卵を含む)


なにぃーーーーっ???

「サラダ巻」の原料が『リンゴ』?


たしかに、サラダにはリンゴをいれてフルーツサラダにされる場合もあるが。。。巻寿司にリンゴはないだろう。

そして、下の行にやはり
「卵」の文字。。。今までここの商品と出会う都度に登場する卵、今回も寿司の中に見え隠れする「うす焼卵」以外にも、ハイテクにはとても重要な触媒としての機能を存分に発揮しているのだと推察できる。

だが、今回はそれ以外にも疑問が。。。どう見てもサラダ巻しか入っていないのに、商品表示には、


 

サラダ巻セット


とある。。。もしかして、ガリや醤油のように一般的な寿司の付属物と思われているモノを含めて「セット」と名付けているのか?
いや、プラスチック製のばらんやたんぽぽの花も「セット」に含まれているのか?

今回も強く疑問を抱きながらも実食。。。だが日々スー玉のハイテクを追い求めてすぎている我が目と舌では、視覚と味覚は絶望的に麻痺しているため、眺めても食べても、えび・かにかま・うす焼き卵・きゅうり・チシャ菜をマヨネーズで和え、寿司飯と海苔で巻いた、ふつうに美味しい「サラダ巻」としか認識しなかったのである。

たしかに、パッケージに貼られているシールのとおり
「これはうまい!」一品であった。

だが、これらはすべて「リンゴ」で出来ているのだ。。。いったい、どこにどう「リンゴ」が介在するのか?


 


このサラダ巻合計8切れにガリ、醤油すべて平らげたのであるが、残念ながらまったく理解できなかった。

さすがスー玉。。。げに恐るべきは、現代の錬金術。。。

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