怪しきモノたち


怪しきモノたち・その441 ドラ・A・もん






今回は池さんご提供の怪しきモノを紹介します。(いつもありがとうございます、池さん。)

昨年暮れに台湾へ一時帰省されていた池さんは、こんな本を見つけ、思わず買ってしまわれたという。


ロ多ロ拉A夢
交通工具
立體剪貼


(「ロ多」「ロ拉」は一字)



どうやらドラえもんの乗り物紙模型のようだが、交通工具と書くと乗り物とは思えない意味合いにも見える。

ページをめくると、切り抜いて折ったり貼ったりすることでなかなかにいい出来の紙模型ができあがるようで、消防車や新幹線はもちろん、おなじみのタイムマシンまでもある豪華さ!


  


しかし、この本のどこにも小学館や藤子不二雄の文字が見あたらないなぁ。。。と、ある重大な事実にワシは気づいたのである!

「ドラえもん」を台湾漢字で書くと「ロ多ロ拉A夢」と呼ぶみたいであるが。。。そういえば「ドラえもん」の作者って、藤子不二雄でも
『藤子・F・不二雄』じゃなかったっけ?

そこに藤子不二雄でも
『A』の文字を入れ込むとは。。。たしかに初期の「ドラえもん」は合作ではあったが現在は藤子・F・不二雄の作品となっておいるのであるが、「忍者ハットリくん」のように藤子不二雄Aの作品と勘違いしてしまったのか?

それがなぜ。。。世界を巻き込むほどに膨れ上がった日本のマンガ利権の闇の大きさに、ワシはただただ驚くばかりであった。

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