怪しきモノたち


怪しきモノたち・その431 キャベツ考、その3






先日、大阪は阿倍野にある近鉄百貨店地下食料品売り場へ買い物に行ってきました。。。さすが「南河内の台所」と評されるだけあって、食料品売場の活況たるや、キタの阪神百貨店に引けを取らないほどにたいへんに賑わっております。

しかし、私はやはりこういった高級なイメージを持つ百貨店であっても、下町代表らしい一面を発見したのであった。。。それは、揚げ物屋さんのところの陳列棚の中に、花に囲まれて鎮座する、


 

カット
キャベツ



が売られていることを!

こ、これってただの刻みキャベツやん???と驚く無かれ、揚げ物屋と刻みキャベツとは下町では東西を問わずソウルフルで密接な関係を持っているのである。。。過去にも当コーナーで「東西キャベツ考」に「キャベツ考、その2」そして「ありがとう、Yahoo!」(この当時、Yahoo!検索結果1位という栄誉をいただきました)など取り上げたことがあるくらい。

しかしながら、それがなんと1パック105円(税込)とは、さすが百貨店お高くとまっているけれども、こうもデコレーションされた上に、


 

> シャキシャキっとした歯ごたえがうれしい
> 新鮮なキャベツです。



と自信たっぷりに言うのだから、相当美味しいのかな?

でもさ、百貨店だったらふつうにサラダを買うと思うのだが、やはりこれが近鉄百貨店の下町度の高さなのかも知れない。

そんな庶民派の近鉄百貨店、私は大好きだ。

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