怪しきモノたち


怪しきモノたち・その397 関西風中華






先日、静岡は熱海へ行った時のこと、次の電車まで時間があったので、ちょっと昼飯でも、と駅ビルの食堂街の案内を眺めていたら、非常に興味をそそるお店が、


関西風北京料理
燕京飯店


なに「関西風」の「北京料理」のお店だって???

これは気になる!非常に気になる!ということですぐさま階段を駆け上がり、燕京飯店へ。


 


。。行くと店は間口は広く、なかなかに大きな店で、お客さんもまだ11時過ぎとオープンまなしなのだが、もう数人が座っている。


 


そして入口横にはデカデカと
「関西風中華」の文字が!

これは期待がもてるぞ。。。と入ってみると、店員さんやコックさんのしゃべっている言葉が、

「・・・じゃん」とか「・・・でさぁ」

ん、これは何かの聞き違えか?と思いつつ、炒飯を注文。。。そしてしばらく待ってワシの目の前に運ばれてきたのは、


 

スープのネギが
白ネギやないか!


関西でネギと言えば「青ネギ」と決まっとる(怒)。
「白ネギ」はすき焼き御用達なんじゃ!

しかもスープも鶏ガラに醤油という純粋中華ながらも関東風の味付け、ちょっぴりガッカリ。。。どこが関西風の北京料理やねん?

味はそこそこに美味しい炒飯だったのに、ほろ苦い熱海の想ひ出であった。

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