怪しきモノたち
怪しきモノたち・その373 無添加米寿司 | |
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先日、大阪は中央大通を走っていたところ、中心部から離れて郊外へと差し掛かった道沿いに掲げられていた看板がふと目の前を通り過ぎていったので、めんどくさいなぁと思いながらも引き返してみると。。。 ![]() 無添加米寿司 え、米ってふつう無添加ちゃうの? と疑問が湧いたのである。。。稲からできた種子を脱穀して乾燥させ、精米したのが「米」じゃないのか? どこに添加物を入れる余地などあるのだろうか? このお店、近畿圏では知らない人はいないほど有名な回転寿司のチェーン店で、「無添」と「全皿100円」を売りに急速に拡大路線をとっている景気のいい会社である。 たしかに店舗に取り付けられた看板にも「無添加米寿司」と共に「無添く★寿司」との表示が。 米に添加物。。。といえば昔、コンビニで弁当コーナーに置いてある『白ごはん』を買って帰り、お茶漬けにしようとお茶を注げば、茶碗に浸ったお茶の表面にぶわぁ~っ・・・と謎の油膜が広がるのを見て、「何入っとんねん!」と背筋が凍りつき、それ以来滅多な時以外はコンビニ弁当を口にしなくなったワシであるが、それに匹敵するくらいの戦慄を感じたのは言うまでもない。(最近食べたのは「チンギス飯」の時かなぁ。。。) 回転寿司の寿司って、作られてから平均何回転、くるくると店内を回っているのだろう。。。その大半はすぐに客の胃袋に収まるのであろうが、中には全然手も付けられずにずーっとくるくるしている寿司もあろう。 それだけの長時間、鮮度を維持するために様々な添加物が使われているんだろうな、とは素人のワシでも少しは勘ぐりたくなるが、このチェーン店では堂々と「無添加米」を売りに安心感を多少なりとも与えてくれてはいる。 でも、ここに秘められた業界の暗部を少し垣間見たような気がする。。。実際、多くの外食産業がス★玉やサ●ゼリヤなどのハイテクなんか、まだまだかわいいモノと思えるくらいの技術を駆使しているのだろう。 知らない方がやっぱ幸せなんだろうなぁ、と「ナンデスカ?」を食べながら無駄なことをしみじみと考えている阿呆なワシで ありました。 でも、ふと思ったのですが、無添加「米寿司」と解釈すると、 ここのお寿司は一応米で構成されてはいるが、他所では 米以外を使用した寿司 が存在していると言うことなのかな? たとえば「サイ●リアさんのイネモドキ」ってのもあるくらいだし。。。やはり知らないことこそが一番の幸せなのかも知れない。 |