怪しきモノたち


怪しきモノたち・その23  海水入りの、












近所のスーパーでアイスクリームを買ったのだが、

「土佐のなつかし味
 なめたらうまいぜよ
 慎太郎のアイスクリン
 室戸海洋深層水使用」


という品なので、どれどれどんなもんじゃいの、と食べてみれば高知のアイスクリン独特のシャーベット系アイスそのもので結構美味しかった。ちなみに「慎太郎」とはご存じのことだと思うが、坂本龍馬と共に幕末に活躍した中岡慎太郎のことであろう。
しかし、ふと原材料のところを見ると、


 
『海水』


とあるではないか。
全然塩辛くなく美味しかったのになぁ、と思ったが海洋深層水自体、塩を抜いた海水なのでそう書いたのだろう。
だけど、よくよく見てみると下に小さく

『室戸海洋深層水(原水1.8%)
 を仕込み水として使用しています。』


おいおい深層水がたったの1.8%?
仕込みにそれだけなら、そんなんほとんど入ってないやん!
海水の塩分濃度(約3.5%)より低いとは。。。値段のこともあって原価のことも考えればその濃度でしか無理なのは理解できるが、その程度量で特許の認証を与えるのはちょっとなぁ、と感じる。

このままでも美味しいのに、そこまでしないとアピールできないというのも無理しすぎかも。逆に「海水入りアイスクリン」の方がインパクト大だと思うんだがなぁ(笑)。


その後、ブログでの反応で、

『舐めたら
 巧いぜよ』


の意味ではないか?との意見もあったが、なるほど巧い舐めなら男として一度はお手合わせし、そのテクに酔いしれてみたいのぉ、なんて思うのであるが、そのお相手が中岡慎太郎のような男性というのはちょっと。。。まだボク、そんな未体験ゾーンにまで足を踏み入れたくないの(笑)。

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