怪しきモノたち


怪しきモノたち・その24  訳がわからない製法









これは掲示板「サロン・まにまに」でも取り上げたモノであるが、中華系食材スーパーで購入した怪しきモノである。

パッケージを見ると、治治食品という中国大陸メーカーが作っている

「向日葵の種・煮込み&塩味」

という食品である。ひまわりの種を人間が食べるの?と日本の方は不思議に思われるかも知れないが、中国では結構ポピュラーな食べ物で、おやつやお茶うけになかなかよき美味しい一品である。
しかし、何が怪しいのかといえば、このパッケージをよく見るといきなり、

「すぐ召し上がれます
 豊富な天然コしステロール
 内容量:160g」


と妙な日本語の軽いストレートで責め立ててくるではないか。
だがこれだけではない、この製品の由来もまた剛腕すぎる直球勝負で挑んできて、さしものワシも一撃でノックアウト。


『昔昔、技芸がすぐれる焼き物職人がいました。
 偶然ある機会に
訳がわからない神秘的な種(瓜子)
 の製法を調製しました。
 みんなはそれを食べると、素晴らしいと言い・・・
 これが今の治治系列の香瓜子』



えっ製造者本人ですら“訳がわからない神秘的な製法”で作られたモノを、堂々と売りさばき、喰わしていいのだろうか?

“訳がわからない”まま喰わされている消費者の身にもなってくれ!

折しも寄生虫入りキムチ、農薬成分入り野菜そして放射能殺菌海産物等々、中国製品の怪しい食材が巷を賑わしているというのに。。。と、ヤバいかなぁ、思いつつ食べてみると、これまた美味しいっ!のである。

しまった、ワシも“訳がわからない”まま「素晴らしい」と言ってしまっているではないか。(ガ-ン・・・

なので、今も“訳がわからない”ままに行けば必ず買ってしまい、常備食化してしまっている。(自縛

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