2001,10,12作成

JR三江線 宇都井駅

  JR三江線の中で昭和50年になって開通した区間(浜原〜口羽)に
宇都井駅があります。ローカル線の無人駅といえば、古い駅舎やホームなどを
想像するかもしれませんが、宇都井駅は違います。昭和40年代から鉄道建設公団
が作った路線は幹線でもローカル線でも区別なくトンネルを多用し、カーブも少なくなるように
建設されています。高架部分も多く駅が高架部分に設置されるようになりました。それが
研著に出たのが宇都井駅だと思います。この駅は地上30mの高架上に存在し、116段の
階段を上がっていかないとホームにたどり着けない、なんとも人にやさしくない駅と
なっています。地元の人でこの駅を常時利用している人はどれくらいいるのでしょうか?
  JR篠栗線筑前山手駅も宇都井駅と同じような構造です。
宇都井駅で下車したところです。
1日4往復しかないので、効率よく宇都井駅を
訪問する場合は444D(7:19着)→445D(8:57発)、
445D(8:57着)→448D(9:19発)、451D(16:43着)
→460D(17:42発)などの列車を使用するといいと
思います。

(時刻表は2001年10月現在)
ホームから江津方面の様子です。
ホームから三次方面の様子です。
両端ともトンネルに挟まれた短い明かり区間に
駅が設置されています。
宇都井駅駅名板です。
待合室入り口です。ここから116段の階段を
下りると地上に辿りつけます。
待合室の様子です。ここには駅ノートが置いてあり、
また、椅子にはじゅうたんが敷いてあります。掃除も
行き届いていて清潔です。

駅寝するにもよさそうな感じです。
地上から駅を見た所です。
みなさんはどんな印象を持ちますか?
駅から少し離れ全体を眺めてみました。
それにしてもかなり強引に駅を作っている感じが
します。
駅入り口です。すぐ右にある建物はトイレです。
下から眺めてみるとホームまでの階段が
団地の階段みたいに見えます。
宇都井駅ホームです。6両編成くらいまで
対応できそうです。

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