2013,11,04作成

やくしまにせんじゅうさんなのだ〜
その6

宮之浦岳から永田岳まではまず焼野三叉路まで
ひたすら下ります。
登山道は一人通るのがやっとの巾です。
ヤクシカやヤクザルを頻繁に見かけます。
その為登山道には彼らの落とし物も・・・
どうりでコバエが多いと思いましたよ。
09:50
「やけのさんさろまでおりてきたのだ〜。
ここからじょうもんすぎもいけるでしね〜。」
宮之浦岳を出発して15分程で焼野三叉路まで
着きました。
宮之浦岳から標高を約150m下ってきました。
ここからは新高塚小屋を経て縄文杉、辻峠、
白谷雲水峡方面に行くことができます。
但し日帰りでは行けないので必ず小屋泊まりの
縦走になります。
「ここからはまたのぼりなのだ〜。
ながただけもよくみえているでしね〜。」
ここからはまた登りが続きます。
頂上まであと約100m登ることになります。
ヤクザサに覆われた風景の中に登山道だけが
一筋続いています。
途中湿地帯みたいなところを通過します。
10:15
永田岳まで残り500mとなりました。
ここからは登りも急になってきます。
一部は階段も設置されています。
ここまで来れば頂上まであともう少しです。
この場所で進行方向が分からず少し迷って
しまいました。
真っ直ぐ岩の間を通るのかと思ったのですが、
行き止まりになり一瞬ルートが分からなくなりました。
一回元に戻り視線を反対方向に向けると、
岩とヤクザサの間にロープが設置されているのに
気が付きました。
このロープを登った先が頂上です。
10:40
宮之浦岳を出発して1時間5分、荒川登山口から
4時間45分で永田岳の頂上にたどり着きました。
「やっとながただけのちょうじょうについたのだ〜。
もくひょうたっせいでし〜。」
今回の目標だった永田岳の頂上にたどり着き、
管理人さんも大喜びです。
「てんきもよくてけしきもよくみえているのだ〜。
あそこからきたでしね〜。」
本当に天気もよくて景色もバッチリ堪能できました。
宮之浦岳もはっきりと見えています。
永田岳からは永田の集落も見ることができます。
永田岳から見た宮之浦岳です。
「ここでおひるにするのだ〜。
おにぎりもおいしいでしね〜。」
頂上で食べるジャンボおにぎりの味は格別です。
「ちょっとよこになってひとやすみなのだ〜。」
おにぎりも食べてちょっと横になった管理人さん。
出発まで小休止です。
11:20にまた戻り始めました。
途中岩にたたずむヤクザルが!
ちょっとかっこいいかも、なんて思ってしまいました。
11:57
「またやけのさんさろまでもどってきたのだ〜。
またみやのうらだけまでのぼるでしね〜。」
焼野三叉路まで戻ってきました。
ここから先宮之浦岳までの登りは正直きつかったです。
12:17
「どうにかみやのうらだけまでもどってきたでし〜。
けっこうきつかったのだ〜。」
約1時間で宮之浦岳まで戻ってきました。
焼野三叉路から宮之浦岳まで約150mの登りは
結構きついものがあります。
少しだけ休んで早々に出発しました。
14:15
「もうだいぶもどってきたでし〜。
じつはさっきいきでとーふいわをみのがして
しまったのでいまたちよったのだ〜。」
下山から約3時間、高盤岳展望台まで戻ってきました。
行きはどういう訳か素通りしてしまいトーフ岩も
見逃してしまったので帰りに寄っていきました。

トーフ岩です。
相変わらずいい切れ具合です。
淀川小屋の所の橋の上からの景色です。
帰りの方が光がいい具合に反射して素敵な
風景となっていました。
15:27
「ついにもとにもどってきたのだ〜。
おもったよりもはやくもどってこれたでし〜。」
永田岳から約3時間半程、往復約9時間半程で
淀川登山口まで戻ってきました。
往復10〜11時間を予定していたので
思ったよりも早く戻ってこられたのがよかったです。
「つかれたでし〜。おふとんできゅうけいなのだ〜。」
宿まで無事に戻ってきた管理人さん。
晩ご飯まではお布団で休憩です。

やくしまにせんじゅうさんなのだ〜
その7にすすむかも

やくしまにせんじゅうさんなのだ〜
その5にもどるかも

やくしまにせんじゅうさんなのだ〜
とっぷにもどるかも