2013,03,29作成

にせんじゅうにねんのやくしまなのだ〜
その7

出発から約4時間、宮之浦岳まで残り2qの所まで
やってきました。

森林限界に入ってきて道の周りはヤクザサと
ヤクシマシャクナゲになっていきます。
この高さでも小川が流れています。
この日は曇り空になってしまいましたが、
晴れていると光の具合が本当にきれいです。
「ここはさいごのみずばなのだ〜。
ここでみずをくんでおくでし〜。」
ここより先、宮之浦岳山頂までは水場がないので
ここで水を汲んでおきます。
「ささしゃんばかりなのだ〜。
ぱんだしゃんはでてくるでしかねえ〜。」
木道の周りはヤクザサで覆われていますが、
残念ながらパンダはでてこないですよ〜。
宮之浦岳まで残り1q地点、脇道に携帯トイレブースが
設置されています。
トイレが心配な方は携帯トイレを買っておいた方が
いいと思います。
携帯トイレブースの近くにはモアイのような
岩も見えます。
標高1867mの栗生岳に到着しました。
宮之浦岳はもうすぐです。
翁岳と栗生岳です。
宮之浦岳まで残り30mです。
登山口から歩くこと5時間20分、宮之浦岳の山頂に
到着しました。
この時間はかなりゆっくり目のペースだと思います。
「ついにみやのうらだけにのぼったのだ〜。」
前回(10年前)は駐車場でお留守番をしていた
管理人さん。
念願叶って宮之浦岳に登ることが出来ました。
「けしきはざんえんながらみえないのだ〜。
でもおなかがすいたからおひるにするでし〜。」
残念ながら雲が出てしまい、山頂からの眺めは
あまり堪能できませんでした。
それでも山頂で食べるおにぎりは美味しいです。
管理人さんも美味しそうに食べていました。
「このほうこうはうみとかしまとかみえるはずなのに
みえないのだ〜。ざんねんでし〜。」
雲がなければ海や種子島も見えたはずなのですが、
残念です。
山頂から焼野三叉路方面に少し行った所にある
岩の隙間に祠があります。
岳参りの際参拝します。
永田岳はここから向かいます。
徐々に雲が切れてきましたが、そろそろ下山の
時間になりました。
下山を始めて数分後、晴れ間が出てきました。
あともう少し待っていたらよかったのかも・・・
「このふきんはぼくのおきにいりなのだ〜。」
管理人さんは下山中にお気に入りの景色を
見つけたようです。
ヤクシマザルです。至近距離でも逃げませんでした。
何かを探しているようです。
「このたぶれっとはいいでしね〜。たべやすいし
えんぶんふきゅうになるのだ〜。」
夏の登山には水分と塩分補給が欠かせません。
地元で買ったタブレットですが、かなり役にたちました。
ヤクシカが花之江河でエサ?を探していました。
「ついにもとのところにもどってきたのだ〜。」
ゴールまであともう少しです。
「やった〜。ぶじについたでし〜。」
頂上から2時間半で登山口まで戻ってきました。
無事に宮之浦岳を登ることが出来て大喜びの
管理人さん。
やっぱりちょっとお疲れのようで、宿に戻ってから
布団で休憩していました。
この日のよかにせメニューは「鳥刺し」を注文しました。
鹿児島ではよく食べられるのですが、地元では
見たことがありません。。。

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