2013,04,12作成

にせんじゅうにねんのやくしまなのだ〜
その8

「きょうはさいしゅうびなのだ〜。おふねにのって
かえらなくてはいけないでし〜。」
今日は最終日、ちょっと早起きして前庭から
外を眺めていました。
7時過ぎたので、温泉へ向かうことにしました。
宿の正面に尾之間温泉に続くほぼ宿専用の
近道があります。
温泉の手前でモッチョム岳がよく見える場所が
あります。
いわさきホテル従業員の社宅が残念ですが・・・
ここも好きな場所の一つです。
尾之間温泉は月曜以外は7〜21時まで営業
しています。月曜は12〜21時までの営業です。
200円と安価ですし、宿に泊まっている間は
毎日通っています。
「にづくりもしたし、あとはでるだけになって
しまったのだ〜。またくるでし〜。」
自分で全部持って帰るのは大変なので、
ある程度は自宅に送ってしまいます。
これが終わると、いよいよ帰るんだなという
気持ちになります。
「やくしまにもれっしゃがとおっていたでしか〜?
急行屋久島の指定席の表示板を見て屋久島まで
鉄道が通っていたと思ったみたいです。
残念ながら「急行屋久島」は1972年から1975年まで
大阪〜西鹿児島を走っていた急行列車です。
「きのうかっておいたすこーるうぉーたーをのむのだ〜。
すこーるはうっているけど、これはあんまりうっていない
でし〜。」
宿を出る前に昨日買っておいたスコールウォーターを
飲みました。
地元ではスコールは見かけるのですが、これは
見かけないので飲んでみました。
たまに飲むと美味しいですね。
「これからおふねにのるのだ〜。
やくしまにくるときはいきかえりのどちらかは
おふねをつかうでし〜。」
自分が屋久島を訪れるときは行き帰りのどちらかで
フェリーを選択しています。
着くまでに4時間以上かかりますが、フェリーの中で
のんびりと過ごせば意外と過ごせるものです。
時間のある方は絶対オススメします。
「きょうはいすにすわってみるのだ〜。
たまにはちがうふんいきもあじわってみるでし〜。」
普段はカーペット敷きの2等船室にいるのですが、
遅くなってしまい空いていなかったので展望室の
ソファーで過ごすことにしました。
ここで過ごすのは初めてです・
「またくるのだ〜。」
出航したフェリーの外に出て離れていく屋久島に
向かって名残惜しそうに言っていました。
「おふねのなかでのむびーるはおいしいのだ〜。
でもおつまみがかわきものしかてにはいらなかった
でし〜。」
フェリーの中では少しお酒を飲むことが多いです。
フェリーに乗り前にスーパーへ行ったのですが、
残念ながら首折れサバを買うことが出来ず、
おつまみはかわきものになってしまいました・・・
「さくらじまもみえてきたでし〜。
もうすこしでかごしまにつくのだ〜。」
桜島が見えてきたら鹿児島到着までもう少しです。
最近は噴煙を上げていることも多いです。
「かごしまちゅうおうえきにきたのだ〜。
ここからばすにのってくうこうにいくでし〜。」
正直フェリーターミナルから高速バスに乗るための
アクセスはよくありません。
うまく路線バスがあればいいのですが、間に合わないことも
あるので、歩いて市役所前で乗るか、タクシーで
天文館や鹿児島中央駅まで行って乗る場合もあります。
最近はここで駅弁を買ってからバスに乗っています。
「くうこうについたのだ〜。あとはおうちにかえるだけでし〜。」
空港に無事到着した管理人さん。
荷物検査を受け、飛行機に乗り込みました。

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