2011,10,05作成

みんなもやくしまにいってみるでし〜
その5

「きょうはこれからもっちょむだけにいってくるのだ〜。」
地図を見て場所を確認している管理人さん。
行き方は把握しているから大丈夫ですよ〜。
「もっちょむだけのとざんぐちにきたのだ〜。
これからいってくるでし〜。」
千尋の滝の手前にあるモッチョム岳の登山口に
やってきました。
モッチョム岳に登るのは7年振りです。
果たしてどうなるか・・・
登りはじめてからしばらくは急な上りが続きます。
山を歩いていて、時々光が差し込むことがあります。
個人的に好きな風景です。
スタートから45分くらい経過した辺りで、
ヒメシャラが群生している所がありました。
見た目がツルツルで触るとヒンヤリとしているので、
ついつい触ってしまいます。
「みずばなのだ〜。ここでしょうきゅうしでし〜。」
ヒメシャラの所から少ししたところに水場がありました。
ここで少し休憩です。
「みずばなのでおみずのんだりかおをあらったり
するでし〜。」
「うえのほうになにかみえてきたでし〜。」
登り始めてから約1時間、先の方に何か大きな
ものが見えてきました。
モッチョム岳登山口から約1時間で万代杉が
現れます。
ここまで急な上りが続くので、モッチョム岳まで
行くのを断念しそうになりますが、
万代杉が現れたことで気持ちが切り替えられて
もう少し頑張ろうという気になります。
「ばんだいすぎだったのだ〜。それにしても
おおきいでしね〜。なんさいでしか〜?」
樹高13.2m、胸高周囲8.6m、樹齢は約3000年です。
「ばんだいすぎしゃんからなにか
きこえるでしかねえ〜。」
万代杉に耳を当てて音を聞いている管理人さん。
何か聞こえたのかな??
「それにしてもおおきいでし〜。ここにいるあいだ
だれもこなかったのだ〜。」
縄文杉などと違い、万代杉は近くまで寄ることも
できますし、触れることもできます。
ここにいる間他の人は誰も来ませんでした。
以前もそうでしたが、貸し切り状態でじっくり
眺めることの出来る屋久杉は今では珍しいと
思います。
「このへんはいちばんたかそうにみえるけど、
もうちょうじょうについたでしか〜?」
神山展望台まで着きました。
この辺りの標高は979mで940mのモッチョム岳よりも
高くなっています。
ガスがかかってしまい景色はよく見えませんでした。
「さっきのところからせまいとこをくだったりのぼったり
しているのだ〜。」
「むこうにみえるのがごーるでしか?」
神山展望台からは急な下りや上りを進みながら
いよいよモッチョム岳の頂上がぼんやりと見えて
きました。
このロープを登ればいよいよ頂上です。
「もっちょむたけについたでし〜。」
休憩込み約3時間でモッチョム岳の頂上まで
来ました。
管理人さんも大喜びです。
「やっほーなのだ〜。でもなにもみえないでし〜。」
ヤッホーと管理人さんは何も見えない景色に向かって
叫んでいました。
頂上での景色が見えないのが本当に残念です。。。
「けしきはざんねんんだけど、おなかはすいたので
おひるにするのだ〜。」
やはりお昼は宿定番の「ジャンボおにぎり」で
決まりです♪
「まっていたらすこしはみえてきたのだ〜。」
モッチョム岳頂上に着いてから30分経った頃、
少しだけ海や地平の集落も見えてきました。
でも少ししたらまた見えなくなってしまいました。
下山中に見つけました。
「ここまでもどってきたでし〜。やっぱいいでしね〜。」
頂上を出てから1時間半で万代杉まで戻ってきました。
帰りも貸し切り状態で万代杉を堪能しました。
「もとにもどってきたのだ〜。」
「こんかいはぜんかいよりもよゆうがあったでし〜。」
下山を始めてから2時間半で登山口まで戻って
きました。
前回(2004年)よりも余裕があったような
気がしました。
「ばいてんでぱっしょんのあいすを
かったのだ〜。」
「こおっていてなかなかたべられないでし〜。」
登山口手前にある売店でパッションフルーツの
アイスを買って食べました。
氷っていてプラスチックのスプーンで食べるのは
難儀しましたが、美味しかったです。
帰りに立ち寄った尾之間温泉の飼い猫です。
ベンチでくつろいでいました。
今日のよかにせはなにを食べようか・・・・

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