2011,10,19作成

みんなもやくしまにいってみるでし〜
その6

最終日の朝は晴れていましたが、
山の方からは黒い雲が流れてきました。
「ついにこわれてしまったでし〜。
あたらしいのはいつくるでしかねえ〜。」
宿の前庭にテーブルの代わりに置いてあった
ドラムリールが今年になってついに朽ち果てて
しまっていました。
ここで何かを食べたりボーっと外を眺めるのに
よかったのですが・・・
最終日の朝は必ず尾之間温泉に行きます。
宿から徒歩で温泉に行く場合は宿の横から
林の中を通り用水路の道まで出てきます。
この道経由だと約6分でたどり着きます。
尾之間温泉に到着しました。
朝7時から開いていますが(月曜は12時)、
この日はすでに車が3台止まっていました。
男性の脱衣所です。
自分と入れ替わりで一人退出されたので、
入ってから出るまで貸し切りになりました。
朝はお客さんが少ないので貸し切りに
なることも多いです。
浴室です。シャワーも何カ所かありますが、
使うのは洗髪のみで体は浴槽のお湯を
使う旨のお願いが書いてあります。
自分は地元の人にならって体も頭も
浴槽のお湯を使用しています。
壁には尾之間音頭(おねだおんど)の歌詞が
書いてあります。
個人的には絵が描かれたアクリル板と
壁のコンクリートの間に隙間が若干あるので、
カビが発生しないかと心配しています。
「すーぱーこーひーかいすうけんなのだ〜。
にじゅうさんかいかいぶんなのでしばらくは
つかえるでし〜。」
去年買った23回分使用可能なスーパーコーヒー
回数券を持っているので、しばらくは安泰です。
「あいすこーひーもおいしいのだ〜。」
昨日まではずっとホットで飲んでいましたが、
最終日はアイスコーヒーにしてみました。
「れいぞうこにおいたたまにしていたので
ぱっしょんじゅーすものんでしまうでし〜。」
帰るときに冷蔵庫を空にしないといけないので、
買ってそのまま残っていたパッションジュースも
飲みました。
「いよいよかえるでしね〜。」
帰り間際はやっぱりちょっと寂しい感じが
してしまいます。
「またくるのだ〜。」
また次回も色々な宿題をこなしに訪れたいと
思っているようです。
屋久島に行くときは行きか帰りのどちらか
フェリーを使用しています。
時間はかかりますが、寝たり食べたり
外を眺めたりしながら過ごせます。
普通列車で移動しているような気分になると
思います。
「しゅっこうなのだ〜。やくしまがはなれていく
でし〜。」
13時30分、いよいよ出航です。
フェリーなのでゆっくりと島から離れていきます。
「のるまえにすーぱーによってくびおれさばを
かったのだ〜。」
フェリーに乗る前にスーパーで首折れサバの
刺身を買ってきました。
ちょっとお酒を飲みつつ屋久島の味を
堪能します。
「とりのおさしみもかってきたでし〜。」
首折れサバ以外に鶏刺しも買ってきました。
鶏刺しは鹿児島の郷土料理です。
スーパーでも普通に売っています。
三島村の硫黄島が見える付近をトッピーが
高速で駆け抜けていきました。
「もうおおすみはんとうがみえていたのだ〜。」
出航から約2時間、大隅半島が見えてきました。
到着まではあと半分です。
フェリーの中では時間限定ですが、
うどんコーナーも設置されています。
乗ったときは必ず食べるようにしています。
去年まではとろろこんぶが入っていましたが、
しいたけに変更されていました。
桜島が間近に見えてきました。
到着までもう少しです。
「ようやくかごしまこうにとうちゃくなのだ〜。
いや〜やっぱりふぇりーはいいもんでしね〜。」
出航から4時間10分で鹿児島港に到着です。
管理人さんは今回もフェリーを堪能したようです。
また今度もフェリーに乗ろうと思っているようです。
フェリー屋久島2が接岸した場所と同じ並びで
フェリーとしまが停泊していました。
フェリーの前に立ち寄る島々の郵便コンテナが
置いてありました。
鹿児島空港行き高速バスの車窓です。
溝辺鹿児島インターの手前左側には
広大な茶畑の風景が展開されます。
自分の好きな風景の一つです。
「このひこうきではねだまでむかうのだ〜。
しーとべるともしたし、いつでもおっけーでし〜。」
羽田行きの飛行機に乗りました。
管理人さんもシートベルトをして準備万端です。
「おうちにかえってきたでし〜。
みたけもかえたのでしばらくはあんたいでし〜。」
日付が変わる頃に自宅へ到着しました。
今回は三岳の一升瓶が買えたのでしばらくは
安心して三岳を飲めます。

これでおしまいなのだ〜

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