2011,09,23作成

みんなもやくしまにいってみるでし〜
その4

「よなかにかみなりしゃんがいっぱいなっていたのだ〜。
おきたらやっぱあめふりだったでし〜。」
「きょうはどこにいくでしかねえ〜。」
朝方激しい雨と雷で目が覚めました。
朝起きても雨はまだ降っていました。
今日の予定は白谷雲水峡なのですが、果たして・・・
「しらたにうんすいきょうはへいさしてたでし〜。
くるまでしまいっしゅうするでし〜。」
白谷雲水峡に行ったのですが、朝方の大雨の影響で
閉鎖されていました。
今日は車で島一周に変更です。
「とびだししゃんなのだ〜。まいにちちゅういするのは
たいへんでしね〜。」
日本各地に存在する「飛び出し坊や」ですが、
永田にあったのは微妙な手書きのイラストでした。
飛び出し坊やと同じポーズをとってみた管理人さん。
島の北西に位置する永田川です。
この時は雨も止んでいました。
永田から南下して西部林道に向かいました。
西部林道に入る手前にある屋久島灯台です。
外に出ようとした途端、猛烈な雨が降ってきました。
結局出ることが出来ず車内から眺めただけでした。
西部林道を走行中は前を確認するのが厳しいくらいの
雨に降られてしまいました。
西部林道を抜けて大川の滝まで来ました。
滝の近くの通路まで滝のしぶきがかかっていました。
「このあいだみたときよりもぞうすいしているのだ〜。」
確かにこの間よりも増水していますね。
西部林道を抜けた辺りで一旦雨は落ち着いたのですが、
大川の滝に着いたらまた降ってきました。
外に出ようとするたびに雨に降られていました。
島南西部の栗生川です。
「きょうもなかまのがじゅまるにきたのだ〜。
ここはまいかいよくきているでし〜。」
数日前にも行きましたが、再び中間のガジュマルの
所まで来ました。
正直屋久島に行くたびにここに行っているような
気もしてきました。
車で島一周しましたが、まだ時間があったので、
屋久杉自然館にやってきました。
日本で唯一現役のの森林鉄道、安房森林軌道の
トロッコが展示してありました。
2005年12月に縄文杉が雪の重みで折れてしまった
枝を「いのちの枝」と称して展示してあります。
さすが縄文杉は手厚いですね〜〜〜
縄文杉発見時の新聞が2m以上拡大されて
掲示されていました。
「むかしのやくしまはおやまのなかにも
すんでいたでしね〜」
屋久杉自然館の中で、1970年になくなってしまった
小杉谷の集落の様子を撮影した昔の映像を流して
いました。
管理人さんもこの映像をみて勉強していました。
「せんぴろのたきにもきたのだ〜。
たきもすごいけど、ひだりがわのいわもはくりょくが
あるでし〜。」
千尋の滝に来ました。
滝自体も迫力がありますが、左側の花崗岩の
印象が強いです。
夕方になり天気も大分回復してきました。
モッチョム岳の頂上も見えていました。
この日は宿の前庭からトカラ列島の一部の島も
見えました。口之島と中之島が見えていると
思います。
「きょねんぼとるきーぷしていたみたけが
なくなったでし〜。」
「もういっぽんきーぷしておくのだ〜。」
5日目で去年ボトルキープしておいた三岳が
空になったので、もう一本キープしておきました。
これで心おきなく体の許す限り飲めます。
「きょうはなにをたべるでしかねえ〜。」
管理人さんはよかにせメニューを見ながら、
どれにしようかと考えていました。

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