2009,11,02作成

謎の写真館
やくしまはやっぱいいとこなのだ〜その5

5日目の朝、外は曇りでした。
朝食の準備風景を見ながら自分は別に食事の
準備をしました。
コーヒーは注文する度にカップが変わります。
今日は6人で白谷雲水峡にやってきました。
途中で雨にも降られましたが、ここは
適度に湿っていた方が雰囲気がでるので
いい方に考えました。
苔も湿っていると輝いているように見えます。
ここは「楠川歩道」です。
江戸時代に木を運ぶために花崗岩を使って
作られたそうです。
切り株もある程度の年月を経て苔に
覆われます。
屋久島の森を歩くと結構見かけます。
くぐり杉です。
くぐる部分にはかつて倒木があり、その上に
この杉が根を下ろして大きくなったものです。
屋久島では倒木更新した木をあちこちで
見かけます。
「しらたにごやについたのだ〜。ここで
すこしきゅうけいでし〜。」
出発してから50分程で白谷小屋に到着です。
小屋の外のベンチで小休止です。
避難小屋という扱いなので中はあまり
きれいではありません。。。。。
白谷小屋から約10分で最近まで
「もののけ姫の森」と呼ばれていた場所にたどり
着きました。
ジブリからクレームがあったとのことで
最近まであった「もののけ姫の森」の看板も
撤去されていました。
「もうもののけしゃんはいなくなったでしか〜?」
雰囲気は以前と変わらないので居なくなった
わけではないですよ〜。
でもその名前はもう使われないかもです。
杉の幼木です。
条件もあるとは思いますが、この杉も数百年後まで
生きて大きくなるのでしょうか・・・・・
撮影技術がなかなか伴わないので
分かりづらいですが・・・・
苔も水滴を含んで生き生きしているように見えました。
白谷雲水峡に来るたびに気に掛けて観察している
場所です。
足場が放棄されて自然に帰りつつあります。
数年単位ではあまり変化はないのかもしれないです。
白谷小屋から40分ほどで辻峠までやってきました。
天候がよくないと太鼓岩からの眺望は楽しめない
のでここで引き返してもいいのですが、
一応行ってみました。
辻峠から10分ほど木に結ばれたテープに
従って登ると太鼓岩に到着しました。
残念ながら悪天候で眺望はありませんでした。
天気がよければここから太忠岳や宮之浦岳も
見ることが出来ます。
「やっぱりなにもみえないのだ〜。ざんねんでし〜。」
ガスで何も見えないので管理人さんは
残念がっていました。
「あめもふっているのでここでごはんにするのだ〜。
ちょうどいいところがあったでし〜。」
晴れていれば太鼓岩の上で食事を摂ろうと
思ったのですが、雨も降っていたので辻峠から
5分ほど楠川分かれ方面(白谷小屋とは反対方向)に
下って行った所にある辻の岩屋と呼ばれている
巨大な岩の下で食事にしました。
帰り道・・・・・
岩の隙間から勢いよく水が出ているところが
ありました。
三本足杉です。
これも倒木更新によってできた形です。
弥生杉です。樹齢は約3000年とのことです。
以前は触れることができたのですが、
歩道のコースが以前と変わり、触れないように
なっていました。
「いりぐちにもどってきたでし〜。
やっぱりよかったのだ〜。」
約5時間程の滞在でした。
多少雨に降られたものの、ここはいくらか
水分があった方がきれいに見えるので
よかったと思います。

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