2009,09,29作成

謎の写真館
やくしまはやっぱいいとこなのだ~その3

「いまはあさのごじなのだ~。これから
じょうもんすぎにいってくるのだ~。
しずかにでていくでし~。」
今日はこれから縄文杉に向かいます。
朝4時に起きて暗いうちの5時に出発です。
目覚ましを間違えて大音量にしてしまいました・・・
「ふもとからばすにのりかえてとざんぐちまで
きたのだ~。」
「ばすはぎゅうぎゅうだったでし~。」
宿から屋久杉自然館までは宿のレンタカーで
向かいここからはバスに乗り換えて荒川登山口
まで向かいます。
バスの補助席まで使うほどの満員で出発
したので少し気持ち悪くなるような気がしました。
「さいきんはとざんぐちにちずがあるのだ~。
これでいきかたをかくにんするのだ~。」
数年前から主な登山口には登山道の
イラストマップを掲示するようになりました。
水場も載っていて結構参考になります。
ここから出発します。
やはり人が多いです。
道中しばらくトロッコ道を歩いていきます。
しばらくというか7割くらいはトロッコ道です。
「とろっこみちをあるいてたらがっこうの
あとがあったのだ~。」
「こうしゃとかはどうなったでしか~?」
40分程歩いて小杉谷の集落跡まで来ました。
小杉谷小中学校の入り口が残っています。
校舎は取り壊したのではないでしょうか。
この付近にも民家があったようです。
すでに木が成長して自然に帰りつつあります。
仁王杉(阿形)と呼ばれている杉です。
別に仁王杉(吽形)というのがあるのですが
数年前に倒れてしまったそうです。
「ここでせんろはおわりなのだ~。
ここからはほんとのやまのぼりでし~。」
登山口から2時間半ほどで
大株歩道入り口までやってきました。
ここでトロッコ道は終了しここからは本格的な?
登山道となります。
「ちゅういがきがかいてあるのだ~。
ここからおうふくよじかんでし~。」
注意書きを確認している管理人さん。
そういえば宮之浦岳の登山口にも
同じようなのがあったような・・・
トイレの行列です。
こんなに人が多いのは屋久島に来て初めて
です。さすが縄文杉・・・・
「それではもうちょっとがんばるでし~。」
「これはおきなすぎというのだ~。
おじいちゃんすぎらしいでし~。」
翁杉です。樹齢は約2000年です。
ウィルソン株です。
400年ほど前に伐採された木の切り株が
残った状態です。
ウィルソン株の中は空洞になっていて
清水がわき出ています。祠もありました。
「うぃるそんかぶのなかにはいってみたのだ~。
なんかはーとがみえるらしいでし~。」
管理人さんもウィルソン株の中に入ってみました。
この画像下にある空間は角度によってはハートに
見えるそうです。
大王杉です。樹齢は約3000年で
縄文杉が発見されるまでは屋久島最大の
杉と言われていたそうです。
夫婦杉です。
二本の屋久杉が枝で繋がっています。
「ついにじょうもんすぎまでやってきたのだ~。」
登山口から4時間40分かけてついに縄文杉
に到着しました。
「おおきいでしね~。なんさいなんでしか~?」
他の屋久杉を圧倒するような大きさです。
樹齢は諸説あるので正確には分かりませんが、
以前言われた7200年は誤りで2170年以上
という感じになっています。
縄文杉は根を守るために近くまで行って触れる
ことはできません。約10mほど離れたテラスから
眺めることになります。
テラスからでも良く見えるので触れないことを
除けば満足いくと思います。
幹の太さは16.4m、直径5.1m、木の高さは
25.3mとなっています。
「じょうもんすぎのとこでたべようとおもったけど
むりなのでここでおひるにするでし~。」
縄文杉のテラスでお昼と思っていたのですが
人が多いため諦めて少し下った所で
お昼にしました。
お昼を食べた所の近くには龍に見える
杉がありました。
自分たちの近くで食事を摂っていたツアーの
ガイドさんからの又聞き情報です。
「きょうはつかれたでしね~。
ねむくなってしまうのだ~。」
食事時間を含めて往復9時間半かかりました。
宿に戻った管理人さんは疲れたのでベットで
しばしの休憩です。
「きょうもみたけをのむのだ~。
おいしくのめそうでし~。」
今日もおいしく三岳を飲んだようです。

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