2012,09,29作成

きゅうねんぶりのおきなわなのだ〜
その5

「となきじまえんちにきたのだ〜ここから
うふんだだけをめざすでし〜。」
エコカーで山道を登ったところにあります。
ここから大本田岳(うふんだだけ)を目指します。
「もうついてしまったのだ〜。ここにも
てんぼうだいがあるでし〜。」
2分ほどで大本田岳の展望台に到着しました。
「ここからはざまみじまとかとかしきじまとかが
よくみえるでし〜。」
展望台からは座間味島とか渡嘉敷島が
よく見えます。
写真では分かりづらいですね・・・
エコカーは割と非力なので普通に登る分には
いいのですが、上り坂で止まった後坂道発進を
しようとするとなかなか進まず大変苦労します。
人も来ないので自分の力でどうにかしないと
いけなくなります。
「しまじりもうにきたのだ〜。さんさくどうがあるので
いってみるでし〜。」
島の南東部にある「島尻毛」にやってきました。
散策道があるので行ってみました。
島尻毛の毛とは原野のことだそうで、ここは
緑の景色が広がってます。
「けしきをみながらちょっときゅうけいでし〜。」
島尻毛内にあった東屋で休憩です。
やっぱり沖縄といえばさんぴん茶ですよね。
「やまみちをおりてあんじぇーらはまにきたのだ〜。
なにかいっぱいぼうがささっているでし〜。」
島尻毛の所から山道を下ると島の東側に出てきます。
南東部にあるアンジェーラ浜にやってきました。
浜にはアーサの養殖の為の棒が刺してあります。
ここは「シュンザ」という長さ200mのも及ぶ海崖が
屏風のようにそそり立っています。
「なんかがけのしたにどうろみたいなのがみえるでし〜。
とおれるでしかねえ〜。」
シュンザの下には「アマンジャキ」という満潮時でも
通行できるよう先人達が石を積み上げて造った道が
あります。
しかし、現在は崖崩れの恐れがあるため、
通行することができません。
「ちょっとここできゅうけいでし〜。ここはとくに
なまえのないところだけどおちつくのだ〜。」
シュンザの近くにある堤防から海岸に出ることが出来る
階段を降りたところでお気に入りの場所を見つけました。
堤防の壁が日よけになってゆっくり休める場所です。
特に名前はないけれど自分だけのお気に入りの場所を
見つけることが出来るのはひとり旅の醍醐味だと
思います。
集落内に戻ってきました。
表札の名前の右側に屋号が書いてあります。
う〜ん、難しい・・・
只の一軒家に見えますが、実はここも商店です。
渡名喜島唯一のガソリンスタンドです。
ドラム缶がいっぱい積んであったのが印象的でした。
現在はブロックの塀も多いですが、中には昔ながらの
石垣や珊瑚の塀もあります。
「おへやにもどってきたのだ〜。てれびがみれないので
らじこでらじおをきいているのだ〜。」
エコカーで一回りして夕方宿に戻ってきました。
テレビはあるのですが、自分が来る直前に落雷で
アンテナが壊れてしまい、修理に時間がかかるそうなので
代わりに携帯でNHKラジオを聞いていました。
残念ながら地元の放送ではなく東京の放送局からの
放送でした。
地元のテレビも見たかったです・・・
2日目の晩ご飯です。
お刺身の酢みそ和えが沖縄風なのかな??
晩ご飯を食べた後、宿の近くにある居酒屋へ
行ってきました。
GWや夏休みなどはお昼も営業しているそうですが、
普段は19時半頃からの営業だそうです。
赤瓦の伝統的な建物をそのまま使っています。
築95年くらいで30年くらい前にリフォームしたそうです。
「やっぱあわもりもおいしいでしね〜。
たびさきでのむのはいいでし〜。」
管理人さんも泡盛を美味しく頂いたようです。
渡名喜島では久米島の久米仙が一般的だそうです。
シューチカーというメニューがあったので注文してみました。
正確には「スーチカー」なのかな・・・・
冷蔵庫が無い時代に豚肉の保存食として広まったそうです。
豚肉の塩漬けです。
お酒のおつまみには最高ですよ〜〜〜
ほろ酔い気分で夜は更けていきました。。

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