2010.05.16作成

おおいがわてつどうにのってきたでし〜
その3

長島ダム駅に到着しました。
アプトいちしろ駅で連結したアプト式機関車は
ここで切り離しとなります。
長島ダム駅から一駅進んでひらんだ駅に
到着しました。
「ひらんだえきでおりてみたのだ〜。
えきまえにみずうみがあったでし〜」
ひらんだ駅で下車しました。
漢字で書くと「平田」と書くそうですが、
難読なのでひらがなになったようです。
駅前には長島ダムによってできた
「接阻湖」があります。
「ここのほーむもぼくのしんちょうくらいしか
ないでし〜。」
ひらんだ駅は新線区間にありますが、
ホームの高さは30p程度しかありません。
もう少し進むと1990年に切り替えられ
廃線となった旧線が湖に沈んでいる
様子が見えます。
「むこうにもせんろがみえるのだ〜。
あっちにもれっしゃがくるでしか〜?」
残念ながらあっちにはもう列車は
走らないですよ。
奥大井湖上駅に到着しました。
観光客が割と乗り降りします。
奥大井レインボーブリッジと呼ばれる
2つの鉄橋に挟まれた接阻湖の離れ小島に
あります。
接阻峡温泉駅に到着しました。
この駅の少し手前で新線区間は終了します。
接阻峡温泉駅の近くには多少の集落があります。
長島ダムの影響でこの場所に移転してきた
そうです。
線路はまた山の中を縫うように車輪を軋ませて
走行していきます。
関の沢橋梁まできました。
この鉄橋は川底からの高さが100mあり、
現在運行している鉄道の中では日本一高い
鉄橋となっています。
列車はこの鉄橋の上で少し停車し、
下を眺められるようになっています。
「うあ〜、おそろしいのだ〜。
したまでずいぶんあるでしね〜。」
「おちたらたいへんなことになるでしか〜?」
それはもう・・・・・

おおいがわてつどうにのってきたでし〜
その4にすすむなりよ〜

おおいがわてつどうにのってきたでし〜
その2にもどるさ〜

おおいがわてつどうにのってきたでし〜
とっぷにもどるかも