2010,12,24作成

ひさびさきゅうしゅうにいってきたでし〜
その5

「いったんくまもとえきまでもどってきたのだ〜。
きょうはほうひほんせんにのってきるでし〜。」
朝赤水駅を出て一旦熊本駅まで戻って
きました。
今日は豊肥本線に乗って熊本方面に
向かいます。
「しゅっぱつなのだ〜。
まだしんかんせんはみえないでしね〜。」
まだ新幹線は開業前だからなかなか
現れないですよ〜。
「あかみずえきにきたのだ〜。
さっきねていたけど、もういっかいきたでし〜。」
赤水駅は手前の立野からスイッチバックを登った
所にあります。
集落も小さいですが、特急停車駅です。
昨日はここで駅寝していましたが、
もう一度訪れてみました。
「これはよくわかるでしね〜。」
立野駅や赤水駅には阿蘇外輪山の様子と
鉄道のルートが分かる看板が設置されていました。
「たてのえきにきたのだ〜。
ここはすいっちばっくなのでいったんもどるかんじに
すすむのだ〜。
立野駅にやってきました。
ここは日本でも数少ないスイッチバックの駅と
なっています。
立野駅からは南阿蘇鉄道で高森方面に
乗り継げます。
スイッチバックの案内板もありました。
左側にある線路の手前から奥に進むと
立野駅があります。
立野から今走行している線路を一旦
バックするように突き当たりまで進みます。
そしてまた進行方向を元の状態で進んでいきます。
立野駅から赤水方面に進むべく一旦戻る所の
突き当たりです。
立野駅から阿蘇駅を過ぎ、宮地駅に到着しました。
神社の社を模した造りになっています。
豊後竹田行きの普通列車が到着しました。
バスの行き先案内のような大きな表示が
特徴的です。
「このれっしゃでぶんごたけたまでむかうでし〜。」
「ほとんどだれものっていないでしね〜。」
ロングシート部分でくつろぐ管理人さん。
この時は自分を含めて3人しか乗車して
いませんでした。
波野駅に到着しました。
ここは標高が754メートルで、九州で一番高い
鉄道の駅となっています。
駅舎は残念ながら2000年に不審火により
消失してしまいました。
波野駅の時刻表です。
宮地〜豊後竹田は普通列車が一日5本しか
ありません。
夕方に大分まで到着し、そこから別府駅まで
移動してきました。
別府駅前には別府の温泉観光の基礎を築いた
実業家の油屋熊八の像があります。
駅近くにある「駅前高等温泉」という温泉に
入ってきました。
並湯は100円、高等湯は300円です。
2階で宿泊もできます。
別府で食事をしてから一度小倉に戻り、
ここから「ドリームにちりん」に乗車しました。
「どりーむにちりんにのったのだ〜。
さいきんにはめずらしいやこうれっしゃでし〜。」
座席のみの定期夜行列車はドリームにちりんが
唯一になってしまいました。
(臨時扱いなら何本かあります。)
「ねながらみやざきにむかうでしね〜。
おやすみなのだ〜。」
座席を4席分使用しても大丈夫なくらいの
お客さんしか乗っていませんでした。
管理人さんもぐっすり寝られたようです。
この列車で宮崎に向かいます。

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