デジスコ初心者物語   その6  −とりあえずフィールドへ。。。−
        


 フィールドへ持ち出しました
この日bestの一枚。3030Zテレ端+TSE-17HB
あとはブレブレでほぼ全滅

一回目は非常に天気の良い日の谷津干潟。林の中の小鳥狙いと違って、日を遮る遮蔽物無し。 2100UZ、100RSでのお気楽撮影に馴染んでしまっている私としては
「晴天でSSが稼げる(1/200とか)日ならば、壁に寄りかかる等して慎重に撮れば手持ちでも何とかなるか?」
などとと考えていましたが、これば大間違い。 多少フレームが安定せずフラフラしていてもと思っていましたが、 フラフラが激しいとAFが効かないのかピンぼけ多発。 また思ったより手ブレも激しい様子。
谷津干潟には野鳥観察舎があるので、観察舎の中からガラスにスコープ前端 を押しつけての撮影にもトライしましたが、多少手ブレが抑制出来てもこのレベル。

結局この日は、いくら天気が良くて早いシャッターが切れても、手持ちでは撮影は無理というのを 確認しただけになりました。


上の写真の原寸トリミングのみの画像。いまいちシャキッとしない。
レタッチすると、この程度にはなります。(クリックでもうちょと大きな画像)
 ブラケットでオフセットしてみました。
ブラケットを使って三脚にオフセットして固定


 2回目のデジスコ投入は東京港野鳥公園。
前回の反省を踏まえて、今回は三脚を持っていきましたが、 へなちょこ三脚では役不足なのはテスト撮影で確認済み。
バランスの悪さが改善されればと、 ステレオ花火 に挑戦した時に購入したブラケットを利用して、 三脚穴をオフセットしてみました。 バランスが良くなったのでネジを締め上げる必要が無くなった為、 締め上げた時にフレーミングがずれる問題は無くなりましたが、 ブラケットが板バネのような働きをするのか、 手を離した状態での揺れは悪化した様な気がします。
使い勝手も、撮れた画像も今ひとつ…
 二点支持にしてみました。
三脚をカメラ側にセット


そんなこんなで、ヘロヘロ三脚を使用しての通常の撮影方法はあきらめました。 で、一点支持でなく、二点支持にすれば安定するのではと思い立ち、 スコープを観察小屋の観察窓にのせ、カメラ側に三脚をセットしてみました。 (注:現地に椅子は持っていきません)
三脚は脚を開かず一脚的な使い方で、各部を固定せずフリーにしておいて 脚を寝かせたり立てたりしてカメラ側の高さを変え、上下方向の角度を調整します。

今までの他の方法に比べて、撮影時に随分ピント合わせがし易かったです。
この方法で撮ったのが、下のオオタカの写真。(テレ端)

また、某野鳥公園の様に観察小屋の観察窓の内側がテーブルになっているような場所では、 カメラを構えた両肘が三脚代わりになるので、同じ様なレベルで撮れました。
アオアシシギはこの方法。テレ端ではなく2倍程度に引いた上でトリミングしています。

オオタカ(バリバリのレタッチ) アオアシシギ(バリバリのレタッチ)


が、この方法には重大な欠点が。。。 スコープをのせる「台」がある場所でないと撮れない。。。 もう一つ三脚をとも思いましたが、どうせ買うならしっかりした物をと考えると 二点支持などせずガッチリした三脚できちんと(?)デジスコをとも思い、 いや、しかし。なんだかんだと言ってもやっぱり三脚は嫌いだし。
あれやこれやと考えている内に、KOWAからNikonのクールピクス4300用の全域ケラレのない アダプターが出るとの話を聞いて、このまま3030Zとの組み合わせの限り結局ケラレは残るので、 今度は「カメラを買い換えるべきか?」とも思い、 うだうだと悩むだけの日々を過ごしていました。

ところが事態は思わぬ方向へ転げ落ちていくことになり、 このセットでの撮影は実働5、6回程度で以後使用しなくなってしまいました。。 「10倍君でデジスコ」に続く。


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