街〜運命の交差点〜（PS）

　これについて中村社長曰く、”実写の良さを知って欲しいから”とのことでこのモードが追加になったそうだけど、この事について”街”愛好家の人々の間でかなり反感があったようである。私としても付けて欲しくなかった。シルエットにしたら半分以上も”街”の面白さを味わえないからナノだ！

　実際にプレイしてみたが、シルエットにしたらやはり”街”雰囲気ぶち壊しの実写の背景にシルエット浮きまくりで違和感が最高（怒）。シルエットはやたらと服にしわの影（版画みたい）が多く、目鼻口無し眉毛だけ（怒×２）。（顔のアップになったら眉毛だけよ、眉毛だけ！）そして、腹立たしいのは何といってもムービーの大幅カット！！（怒×１００）街にハマるきっかけとなる秀麗なムービーにシルエットを被せ、それを１枚絵でコマ送りなんてっ！ムービーの意味無いじゃないっつ！

　......ちょっと取り乱したけど、まあ言いたい事は実写の方が”街”の雰囲気が100％楽しめて、面白みがあるってことですね。みんな、実写でプレイしてみてね☆

”ＨＡＲＤ”→サターン版と全く同じ難易度。
一日目前半のバッドエンド時のヒント。
及び一日目のみの重要選択肢時のマーキング。

”ＮＯＲＭＡＬ”→ある程度のバッドエンドもあり、
”つづく”もあるがどの程度なのかは不明。
ヒントも全日出るのだろうか？
追って沙汰あるまでしばしお待ちを。

”ＥＡＳＹ”→ほとんどのバッドエンドや選択肢が省かれ、
”つづく”もほとんど解除されている。
その上バッドエンド時のヒントも全て表示され、
ご丁寧にもその箇所へザッピングできるようになっている。
　ほとんど読み続けるだけのため、純粋に物語だけを楽しみたい方にお薦め。

※なお難易度変更は、８人全員の１日のシナリオ終了毎に可能。（選択後の物語途中での変更はできないので注意されたし）
ヒントについても、サターン版の曖昧な表現から”誰だれの何時何分の選択肢が誤り”と解りやすく改訂されている。(個人的にはあの曖昧な表現から推理していくのが良かったんだけどな)

　サターン版の場合は現在時刻表を呼び出し、それに主人公・日付・時刻を選択するだけでスムーズに移動できる反面、ザッピングや選択肢の位置がメモらないとわからないことや移動したい場所の時間をある程度覚えておかないと活用しづらい面もあるため一概にどちらが良いとは言い難い。個人的にはサターン版の機能を推薦したいんだけど、この機能本気で便利なんだよなー。

　それと、オートセーブではない為、中断する時にいちいちセーブしなければいけないのと、クリアデータでの読み返し時に中断セーブが出来ないのがネック。（セーブはできるんだけど、しおりを挟むような感覚でのセーブはできないのだ）つづくと表示された後、バッドエンド時、１日のシナリオ終了時にセーブ画面が自動的に表示されるのは親切設計で嬉しいんだけどね。サターン版のしおり機能を合わせて欲しかったなあ。