| ジャンル | サウンドノベルズ | 私的評価 |
| 価格 | 5,800円 | ストーリー：９／１０ 難 易 度：８／１０ おすすめ度：１０／１０ |
| メーカー名 | チュンソフト | |
| CD-ROM | ２枚組 |
| ＜物語＞ |
| 街には幾人もの、さまざまな性格の人達があふれています。普段、 街を歩いていたら気にも止めずに擦れ違うような、彼らのそれぞれの人生、物語を垣間見る事ができたらどんな事が見えるでしょうか。ひょっとしたら知らないところで自分に大きな影響を与えているのかもしれません。 『街』はそんな、気にも止めずに擦れ違うような人達が主人公のお話です。ゲーム中に登場する多くの人物にはそれぞれに物語が用意されていますが、今回垣間見る事ができるのはその内の８人の主人公達だけ。目的も性格も違う彼らが知らず知らずに影響しあいドラマが織り成されていきます。限定された５日間という期間内で、一体どんな展開が繰り広げられるのか・・・それは、『街』をプレイしてみてのお楽しみ。テレビ画面の向こうでは、無限の『街』ワールド・『街』に住む主人公達が、あなたの運命の選択を待っています！ |
| 注意：説明書より抜粋しています。 |
| ＜解説＞ |
| ついに出ました！チュンソフト制作、待望のサウンドノベルズ第３段！！渋谷を舞台に、８人（馬部甚太郎、牛尾政美、市川文靖、高峰隆士、雨宮桂馬、細井美子、篠田正志、飛沢陽平）プラス隠れシナリオ２人の主人公がおりなす五日間の物語。しかも実写版で、見せ場はムービーも挿入されている。しかし、ただ読み進めていくだけのサウンドノベルズはない。ぐちゃぐちゃに絡まった８本の糸を１本ずつほどきながら進めていかなければならないのだ。 例えば、AとBの主人公がいてAという主人公を選んだとしよう。Aの物語を進めていくと、選択肢が出現する→間違った選択肢を選ぶと、Aの物語がバッドエンドになってしまう。（ここまではわかるよね。）しかしそれだけでなく、Bの主人公も自動的にバッドエンドになってしまう場合もあるのだ。それについては下で解決方法を含めて説明しておこう。 ＜バットエンドの例と解決方法＞ また、バッドエンドをうまく回避して物語を進めていくと、突然”つづく”と表示されて、物語が中断されてしまう。このつづきを見るためには、他の主人公の中に現れる”つづき”となった主人公の名前、又はその人物を表している風貌（例：コートを着たヘンな若者、太った女、イカツイ男etc.）の文字を選択し、Zapping（主人公の交代）を行うことによって、次に進めることかできるようになっている。 ...って、これ読んだだけで「うわっ、ややこしそー」と思った君。百聞は一見に如かず！プレイしている内に慣れてくるって。しかも一日目前半はヒントもついてくる。これだけ面白くって、できのいいゲームをやらずして何がゲーマーか！！（とまでは言わないけど...）実写版だから嫌だ？無名の役者だから買わない？....実写だからこそ、無名の役者だからこそ物語のリアリティが増すんじゃないか！それがいいんじゃないか！脚本が弟切草の長坂秀圭氏だから、きっとつまらなそうだし買わないしプレイしないと思っている人達！確かに弟切草はあんまり面白いとは思わなかった（今まではね）。しかし、そのことは忘れてくれ！それぐらいにこの”街”は面白い！！例のごとくピンクのしおり＆金のしおりモードもある！先入観を捨てて騙されたと思ってプレイしてみてくれ！貴方もきっと、物語を進めていく面白さを実感できるはず！！ それでも、まだ実写に抵抗のある人は平成１１年１月２８日に発売されたPS版「街～運命の交差点～」を買って”シルエットモード”（個人的にはこのモードは付けて欲しくなかったんだがなぁ...）でプレイしたまえ！そのあと、実写版でプレイしてみなさいな。実写版の良さが実感できるゾ！サターン版で挫折した人（そんな人いるんだろうか？）もPS版なら難易度調節も付いているので安心して気軽にプレイできるようになっているからもう大丈夫！ただ、残念なことにPSの規定で一部の文章の表現が改訂されてしまう様なのだ。それでも面白さに変わりはないので、むりろ、よりプレイしやすくなっているので興味のある方は買ってプレイすべし！（詳細は別記の”街～運命の交差点～”にて） 街をプレイした方で街の良さを実感した人！私と街について語りませんか？ |
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