5月3日、憲法ネットワークを呼びかけ
『山形県九条の会・憲法ネットワーク(長岡壽一代表=弁護士。2004年12月結成)』は、5月3日に山形市内街頭で憲法ネットワークの呼びかけを行ない、憲法改正に不安を感じる市民などボランティア約20人が、街頭宣伝、チラシ配布を行なった。
街頭で長岡代表は「憲法が暮らしに生かされていない。春は花粉症がひどいが、これも杉木を植樹しっぱなしにして木材を海外依存する政策転換を行なった政治の問題です。主権在民が生かされていない。憲法とは、国家・政治に私たち国民の暮らしを主張することです。憲法を暮らしに生かしましょう。皆さん、山形県九条の会・憲法ネットワークに参加して下さい」と呼びかけた。
今後、憲法ネットワークでは、5月10日に山形市内で『2005春のシンポジウム〜くらしに憲法をいかしていくために〜』を開催します。憲法を取り巻く環境の変化や世論に不安を感じざるを得ない私たちの思いを結集し、自分たちの身近なところから憲法を考えようと、世代や職業を問わず、憲法を暮らしに生かすことを呼びかけています。
5月10日、2005春のシンポジウムin山形
5月10日に、ウェルサンピア(山形市)において、2005年春のシンポジウムin山形〜くらしに憲法を活かしていくために〜を開催しました。
はじめに、長岡壽一代表委員による基調講演が行なわれ、一人一人が身近な人と憲法について話すことの大切さを呼びかけました。
そして、六日町教会牧師の柳谷明さん、農業・詩人の木村迪夫さん、農業・民間教育研究書所長の齋藤たきちさん、福祉関係作業所勤務の遠藤暁子さんをパネリストとして迎え、シンポジウムを行ないました。
戦時中の体験から、今の憲法を死守することの大切さ、憲法を日常の問題として捉えていくことの必要性が訴えられました。
会場からも、今こそ一丸となって頑張ろうという声があがり、非常に有意義な会となりました。
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