【北京の「反日」デモ】vol.254《日々雑感より》
◆北京の「反日」デモは、一部暴徒化しているのは残念な話だが、基本的には真摯に受けとめるべき隣人の忠告だと受けとめるべきではないか。歪んだ歴史認識による排他的愛国心を煽る「つくる会」歴史教科書の検定通過や、従軍慰安婦問題もみ消しを意味するNHKの番組改竄と政治圧力、戦後補償はしないが靖国参拝はするという日本の政治に危機感を感じない方がおかしいし、天皇制強化と9条改憲を露骨に進めようとする日本が国連安保理入りするというのだから、抗議行動は平和を維持しようとする市民の務めだとさえいえよう。当然、中国に返す言葉があってもいいし、アメリカに返す言葉もあっていい。対話無き圧力や追従の外交はもうやめよう。(606、05/4/11)
◆中国の「反日デモ」も、その本質は「つくる会」歴史教科書を通してしまうような日本のアジア蔑視に対する自覚のなさに起因すると思います。その先に待っているものが何なのかをアジア人民も気付いているはずですよね。それを問答無用と切り捨てる愚かさに、我々は早く気付き、未来を築いていかねばなりません。(ようちゃんへの掲示板レス、05/4/19)
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