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クイズ【182】
ブッダへの差し入れ
LAST UPDATE 2005-06-09

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【182】出題日 2005年 6月 2日(木)
 出家したブッダは、6年間の修行をしたといわれます。まず瞑想に取り組み、つぎに苦行を始めます。しかし、いずれも無益だと考え、ついに徹底的思考をめざす禅定に入ってついに解脱を得ます。さて、苦行をやめて禅定に入る前、川で沐浴をした彼に甘いお粥を差し入れた羊飼いの娘がいました。その娘の名前は何というでしょうか。
 A アンバパーリー B スジャーター C ヤショーダラー
 D マハーパジャーパティー E マーヤー

応募締切 2005/ 6/ 9(木)午前6時 難易度・・・・★★★


正解者・・・・じゃいママ▽・。・▽さん、Kubocchannさん、neko.さん、ケムンパスさん→3ptゲット
(得点表)

解説と解答


 ブッダは、現在のネパールあたりに勢力を持っていたシャカ族の王子で、父スッドーダナ(国王)と母マーヤー(摩耶夫人[まやぶにん])の子ですね。マーヤーはブッダを生んで7日後に死んでしまいます。スッドーダナはマーヤーの妹マハーパジャーパティを後妻に迎えます。マハーパジャーパティはナンダを生みますが、ブッダをとても可愛がり、後に女性出家者(比丘尼[びくに])の最初の人物になります。ブッダは16歳の時に、3歳年下の従妹ヤショーダラーと結婚します。実はブッダの両親もいとこ同士。シャカ族の風習なんですね。ちなみにヤショーダラーは二人目の比丘尼になった人物です。

 29歳でついに出家の道に入ったブッダですが、6年間の修行で、ついに彼なりの答えを出しました。それが仏教ということになるのですが、その内容は、すでに第160問などでふれましたね。

 さて、肉体的修行に見切りをつけたブッダは、沐浴をして体の汚れを落とすのですが、その時に羊飼いの娘が差し入れをしたと言われています。ミルクで炊いたお粥に蜂蜜や砂糖を入れたもので「乳粥[にゅうび]」といわれるものです。味はともかく、体力回復には役立ちそうですね。その乳粥を差し入れたのがスジャーターという名の娘です。あのコーヒーフレッシュで有名なメーカーもこのスジャーターからネーミングしたようです。正解は「B スジャーター」です。

 残るアンバパーリーも女性の名前ですが、最晩年のブッダが教えを説いた高級娼婦の在家信者です。不邪淫戒というものがありますが、ブッダ自身が娼婦に教えを説いたらしいんです。イエス=キリストも娼婦たちに教えを説いたという話がありますが、世界的な宗教になるこうした宗教では、万人に隔てなく教えを伝え広めていくという側面の一つの現れなんでしょうね。娼婦たちは、「卑しい存在」として貶められていましたから、そうした人々へ教えを説いていくということには、象徴的な意味合いがあったのでしょうね。