ビクトリア・バンクーバー(In Canada)
〜3〜(Kubocchann)
LAST UPDATE 2001-08-07

投稿日:2001年4月12日(木)

1998年12月28日(月)[ビクトリア→ナナイモ→ビクトリア]
 6時30分起床,朝食を済ませて7時40分ホテルを出発しビクトリア駅へ… 今日は,約120Kmほど離れた,ナナイモというところへ行くことにしている。(たんに暇つぶしなのだ。)駅には,30名くらいの人がいる。駅の中では女性の係員がJRのマルスのような端末機を使って切符を販売しているが,少しとろい。Kuの前に3人ほど並んでいたが,すぐ前に立っていたおばさんが,振り向きざまVerry slowly.Yeah,yeah.のんきなカナダ人が言うくらいだから相当である。しばらく待って引換券と交換に往復切符を貰う。

 8時15分の発車時刻になったが,発車する様子もなく扉の付近で運転手と車掌が何かガタガタやっている。8時35分にやっと出発したが特にお詫びの放送もなく列車(ディーゼル2両編成)は淡々と走り始めた。いくつかの駅に止まりながら,残雪の林を抜けていく。途中,雪の重みで木が列車のすぐ横に,大きな音をたてて倒れ急停車したが,3分ほど停まって,また走り始めた。11時過ぎにナナイモ駅に到着した。ここで,20分ほど停車することになっている。(日本では,遅れを取り戻すべくすぐに出発するのだが,停車時間は停車時間なのだ。)無人駅なので移動売店車がやってきており,乗客もほとんどが降りて何やかや買って,飲み食いしている。運転手などは,家族との団欒である。(ノンキだ。)

 Kuはここで列車とは別れ,ナナイモの街を歩いてみることにする。歩いているうちに胃腸の調子がだんだんよくなって催し始めたが,近くにそれらしき建物がなく,とにかく港の辺りにたどり着けばなんとかなるような気がして急ぐ。バスチョン博物館を過ぎたところに,Wash Roomの文字を発見,大事に至らず。スッキリしたあと,近くのナナイモ記念博物館へ行ってみるとclosed。その横に大きな建物があるので,そちらへ行くと結構大きなマーケットである。ちょうどお腹も空いたし,中をブラブラするのも,おもしろそうなので入ってみる。

 そこから,ヨットハーバーまで行き,そのあと海岸沿いをまわって街中へ戻るが,列車の発車までにはまだ時間がある。かといって見るものもないので駅で待つことにした。無人というのに蒸気暖房は完備してある。(地域暖房システムのようだ。)列車の発車時刻が近づくと人が集まってきたが,列車は30分近く遅れて(折り返し)くるはずだ。やはり,移動売店車がやってきて待機している。

 予定どおり遅れてやってきたが,乗客はほぼ満員の状態である。足元のおぼつかないじいさんがウロウロしている。誰かに話しかけているのを聞く,奥さんがいなくなったと言って捜している様子だった。見つかったかどうかは定かでない… しかし,座るところがない,ように見えたのでしかたなくデッキでしばらく立っていることにしたが,車掌が2人分の座席を占領して座っている。『このやろう〜』次に止まった駅で,知らん顔してそこへ座っていると,空席を見つけてそこへ行ってくれというので移動すると一席空いていた。18時過ぎビクトリア駅に到着,今日は寿司を食ってやろうと,その足で[海老蔵]へ行くとclosed ガッカリ しかたなくホテルへ帰り,The Victorianへ行くと誰もいないので,隣のcaffe のお姉さんにIs that restaurant open hours? It's closed.また,昨日に続いて地下のレストランでの夕食(steak)になってしまった。

写真は順に、【ホテル内のエンブレム】【乗ったディーゼルカー】【移動売店車】(写真撮影:Kubocchann)


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