ヨーロッパ旅行記(Kubocchann)
LAST UPDATE 2001-05-07


投稿日:2001年3月5日(月)

第7章 ロンドン

この物語は,,下記の登場人物と拙い文章により構成されています。
Y:熟年夫婦,M:壮年夫婦,新婚A(kurochan & とも♪mom),
新婚B,新婚C,女性2人組,添乗員:K,Kubocchann:Ku



【バッキンガム宮殿】
1998年10月19日(月)[ロンドン]
 6時45分,朝食を摂りにCafeへいき,卵料理を頼んだら「Your rooms number?」「503」と答えると,しばらく「503,503…」と言いながら端末機を操作していたり,他の従業員と何やら「ブツブツ」言っている。『ひょっとするとKの部屋番号と間違えたかもしれない。』 ただ,あとでまた朝食料金とか言われたくないので,帰り際「Did you find out my rooms number?」と聞くと「Yes. Breakfast includes eggdish.」と返ってきたので安心して部屋へ帰る。

駆け足でめぐったヨーロッパ旅行も、いよいよ最終見物地。ホテルは中1の英語の教科書によく出てくるあのハイドパークのすぐ隣でした。


 8時45分ホテルを出発して,バッキンガム宮殿へ向かう。この日は昼食後,夕食場所へ行くための待ち合せ場所で解散する予定になっているので,カメラとロンドンマップだけ持って出かけたため,ホテルの最寄り駅がわからず,Kにホテルに近い駅[Glocester Rd.]を教えてもらったのだが… 『自分も少しボケていたのだ。普通なら前日,駅を見に行った時に駅名を見て帰るはず。』 バッキンガム宮殿では外からの写真撮影だけなので,とも♪momちゃんにKと並んで撮ってもらい,その後とも♪momちゃんとKを一緒に撮ったあと,少し歩いていると日本人のお姉ちゃんに英語で「写真を撮ってほしい。」と頼まれたので「いいですよ。」と言って撮ってあげると「日本の方ですか?」と言われてしまった。『中国人にでも見えたのだろうか。』続いて国会議事堂の(ビッグベンのあるところ)の写真撮影・中の見学と済ませ,伊勢丹でお買い物タイム。Kuは,とも♪momちゃんとKのプレゼントを買いに別の店へ…


【夫婦で、はいポーズ】

【名物二階建てバス】

とも♪momはKubocchannさんから、可愛い犬のぬいぐるみをもらいました。

 買物のあとは,中華料理店で[飲茶]の昼食。飲物注文のあとKが何やかやと忙しく喋っていたが,終わるのを待ってプレゼントの公開となった。Kの方は少し驚いていたが,とも♪momちゃんは袋の中の頭の部分を見て気恥ずかしそうに喜んですぐにしまい込んでしまった。隣にいたkurochanが「この子は犬が大好きですから,ありがとうございました。」と言ってくれたのでほっとした。この時『ひょっとしてこの2人は…』と思ったが,後日,事実が判明した。


事実って何だろう?ドキドキ!
 昼食後,夕刻の待ち合せ場所[ロンドン三越]を確認し自由行動となる。どうも,ロンドンマップだけでは不安があるのでメモノートをホテルへ取りに帰る事にして,すぐ近くのPicadily circusからGlocester Rd.へ帰り,ホテル(駅のすぐ裏にあるはず)を捜したのだが,それらしきものが見当たらない。『辺りの景色は同じようだが何か微妙に違う。』 10分程ウロついていたがどう考えても違う。『あるはずのないホテルホリデーインが目の前にある。しかし,どこへ行けばホテルへ帰れるのか。そういえば,ロンドンマップにホテルの位置図があるはず。』と[ロイヤルランカスターホテル]を捜し,そこからLancaster Gateを見つけGlocester Rd.〜Notting Hill Gate〜Lancaster Gateのルートでやっと[Picadily circusから1時間30分かかって]ホテルへたどり着いた。ただ,ロンドン地下鉄の駅案内のかなり整備されているし,アルファベットも英語読みは見やすいのでパリで迷ったときの不安はなかった。ただ,セキュリティ装置の故障で,よく駅で停まったままになるのが気になるところだ。

大英博物館は入場料無料だし、世界史教師としても是非入りたかったのに、買い物タイムになりにけり。トホホ....

【ビッグベンを背に】

 再出発の前に,『おそらく一度戻ってくるはず。』親切なKにラブレターを書いておこうと,涙の1時間30分の顛末を書いて,ドアの下から投げ入れて出かけた。まずは[大英博物館]に行ってみようとLancaster GateからTottenham curt Rd.へ地下鉄で行き,地上に出て地図を見ながら歩いていたが,地下駅から出たところの最初の交差点で位置を間違えたために大回りをしていく羽目になってしまった。苦労してやっと中に入った割りには,展示品に好いものが見当たらず,すぐに出てTottenham curt RdからSt. Paul'sへいき,セントポール大聖堂を見ることにした。聖堂を見て近くの土産物屋と日本書専門店をウロついて,街並みを撮りながら歩いていると,Mansion Houseという駅に出くわしたので,ここからMonumentへ足を伸ばし写真を撮ったあと一度ホテルへ戻った。ほとんど休むまもなく,19時になったので,再び地下鉄に乗って[ロンドン三越]まで行き,先着の2組と待つことしばし,次に新婚BCがやって,そのあとへY・Mを連れたKが姿を現した。そして,Kuの顔を見るなり椅子に座っているKuの前へ跪いて懴悔をしたので「よし,よし。わかればよいのじゃ。」と言いながら頭を撫でてやると,周りの皆さんが一様に「何かあったんですか?」と注目してしまった。Kがラブレターの内容をひととおり説明すると,皆さん納得していた。全員そろったところで,夕食を摂りに再び中華料理店へ…

三越でお土産をじゃんじゃん買いましたがな!

 Kuのテーブルには,kurochan,とも♪momちゃん,新婚B,M・Y夫婦,Kの順に並んでいる。最初は適当に並んでいたのだが,「コースは5人以上でないとダメ。」とか言われ,コース組がこちらへ8人(ただし,新婚Bは単品)集まったわけだ。飲物のあと料理がごそごそと運ばれてきて,皆さんがぼつぼつ手を出そうとした時,とも♪momちゃんが小さい声で「さあ,たーべよっと」と言ったのをKuとkurochanが聞いていて,2人で顔を見合わせて大笑いをしてしまった。Kなどは「何々,どうしたんですか?」とキョロキョロしていたが内緒にしておいた。
 食事が終わった順に帰りはじめ,少しずつばらけてしまい残りが地下鉄で帰ることになって,M・新婚B・KとKuの6人でPicadily circusへ向かった。駅に入ってから,Kの後を5人でついて歩いていたが,途中の案内板をよく見ないで反対の方向へ進んでいる。とりあえずついて行こうとホームまで行くとちょうど滑り込んできた電車にそのまま5人が乗ったので『これはまずい。』 知らん顔して『悪い奴だ。』後戻りして最短ルートでホテルへ帰り,ロビーの椅子に座って5人が帰るのを待った。早く気がついたようで,20分ほど遅れて帰ってきた。

【テムズ河畔の不思議な図】

あの時の光景は未だに鮮明に覚えています。可愛い妻であります(ノロケてますなぁ)
スナップ写真と一口コメント:とも♪mom&kurochan

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