1998年1998年10月18日(日)[パリ→ロンドン] 8時15分にホテルを出発,ベルサイユ宮殿の見学のために30分あまりバスに乗りベルサイユの街へと移動。とりあえず,外で写真撮影しながら待つことしばし,9時20分頃にやっと中へ入れることができ,それから1時間ほど見学し,トイレに行くと長蛇の列。『困ったなあ,とりあえず外に出てみよう。』 外に出てCafeらしきものを見かけたので,そちらへ歩いていくと,近くに入口のある無警戒のホールを発見し,恐る恐る中へ入ると,トイレがあったので,ちょっと拝借してすぐに外へ出る。『そういえば,ここもどこかで見たたことのあるような,またそんな気がした。今回の旅行でこれが4回目である。』 とりあえず,落ち着いたところで,駐車場へ歩いて行くと,Kがバスの間へ入って行った。『あれ,バスはまだ後に停めたままかいな?』そちらの方からバスへ戻ろうと歩いて行くと,喫煙現場を押えてしまった。Kの目が一瞬点になったのを見て『見なかったことにしよう。』,知らん顔してバスへ行きかけると「バスの扉,開いてますから」と言う声が背中に聞こえた。「うん,わかった。」と,そそくさとバスに戻った。 |
【ヴェルサイユ宮殿正面】 | |
ブルボン王朝時代は、トイレはなく、庭はもちろん、廊下や階段のあちこちに汚物が散乱していたという。 | ||
【有名な鏡の間】 |
日本人の現地ガイドさん曰わく、麻原さんが来たけど目が見えるようだったよ。 15時19分発のユーロスターへ乗り込む。Kと仲よく相席になり,またぼそぼそ話し始め,いろいろ話しているうちに,TGVでの出来事を話していた。つまり,4人席にYさん夫婦とKuの3人しか座っていない。『当然Kを含めて4人だと思い込んでいた。』 出発寸前になってスイス人かフランス人『態度からするとフランス人に違いない。』か,わからないがでっかいおっさんがKuの横に座り身動きできない状態が4時間近くも続いて完璧に切れてしまったのだ。「そういえば私(K)の横,空いてましたよね,気がつかないで申し訳ないです。」『もう,終わったんだヨ。』しばらくすると,入国審査官が巡回してきて,全員無事に通関できた。 | |
ユーロトンネルを出た頃からきつい陽が差し込んできたが,大窓のために日除けを降ろすには後席の承諾が要る。そのためかKはパンフレットで顔をかくしているので,後のお兄さんに言ってブラインドを閉めてもらった。話がとぎれたら,疲れたのかKは眠ってしまった。暇なので,車内をウロウロして帰ってくると,新婚Aがトランプを出しているので加わって,手始めにババ抜きなどをしたあとポーカーを2〜3度やって席に戻る。ここで,少し不安を抱きながらも今回の旅行で感じた4回の(怪)現象についてKに話してみると,「それは,ディジャブ(dejavu)って言うんじゃないですか。」ということだったが,あとで辞書を調べてみると[既視感(錯覚)]と書いてあった。17時30分ロンドン・ウォーターフロント駅に到着,ここからバスでホテルへ。 本ユーロスターは、案外狭かったなぁ。ドーバー海峡をくぐるトンネルも長いので、暇なのだ。 |
【アントワネットのベッド】 | |
【裏庭の美少女?】 | 最後の滞在地になるので,翌日の市内観光や最終出発日の朝食等の説明があるらしく,ロンドンマップや朝食のルームサービス記入表を持って食堂へ集合するように言われ,とりあえず解散となった。部屋へ入って荷物の整理をしているとドアをノックしたあとKが「Kですが,ちょっといいですか?」と言っている。『何事かいな?』ドアを開けると,「朝食のルームサービス記入表ちゃんと入っていますか?私の部屋にないようなので…」と言われ「あー,これこれ」と部屋の奥まで取りに行って見せると,「わかりました,ありがとうございました。」と言って出て行った。『なんで,Kuの部屋に来たんかいなと思ったら,前の部屋だった。しかし,荷物の大店開きの最中で,ちょっと恥ずかしいものがあった。』 ロンドンだからか、イギリスだからか、黒人労働者もちょくちょく見かけました。 | |
夕食は[舌平目]の料理らしい。Kuの席の両隣は新婚BとYさん夫婦。とりあえず飲物の注文を取りに来たので,ジンジャーエールの小瓶2本を頼んだが,前菜を食べ終わる頃にはもうなくなったので,小瓶2本を追加注文したのだが,メインの舌平目が来る頃になっても持ってこないので,おばさんウエイトレスに「I ordered 2more.」「Prepare now.」すぐに持ってきた。食事が一段落すると,Yさんがいろいろと話し始めたので聞き役に撤した。結構,話し好きのようだ。 悪評高いロンドンの食事は、案の定中華料理でした。 |
【運河まで作られた】 |