ヨーロッパ旅行記(Kubocchann)
LAST UPDATE 2001-04-09


投稿日:2001年3月5日(月)

第5章 パリ

この物語は,,下記の登場人物と拙い文章により構成されています。
Y:熟年夫婦,M:壮年夫婦,新婚A(kurochan & とも♪mom),
新婚B,新婚C,女性2人組,添乗員:K,Kubocchann:Ku




【工事中の教会】
 1998年10月17日(土)[パリ]
 今日は,午前中パリ市内観光で昼食後自由行動の予定である。まずは,ノートルダム寺院を外側から見学し,続いてエッフェル塔の写真撮影である。新婚Aの写真を撮っていると,アベックが「Could you take on our photgraph?」と言ってきたので,「Ok.」とインスタントカメラを受け取り覗いた瞬間,もう,くっついてコイのを始めている。一瞬躊躇していると離れかけたので,慌ててシャッターを切ったが少し不安があったので,「もう一回やれ。」と,指で示して,今度はしっかり撮ってやった。

世界史の教材研究旅行みたいで、kurochanは嬉しいのであった。手帳が現在行方不明で教会の名称が不明。今度、ビデオで点検しよおっと。

  この後,松坂屋へ行ってお買い物タイムとなったが,夕食の待ち合わせ場所を確認しとこうと,現地ガイドに地理や地下鉄の乗り方について色々聞いているうちに皆さん買物からお帰りで,次の見学地モンマルトルの丘への移動である。駐車場からフニクレール乗場へ行く途中あたりから雨が降り出し,丘の上に上がった頃にはやや大粒になってきたため雨宿りをしていると,Kが「Cafeに行きませんか?」と,呼びに来たのでついていくと,現地ガイドがいた。この丘には,画家の卵がたくさんおり,観光客に声をかけては,似顔絵などをかいている。時には似非もいるので,気をつけなければ…

 少し小止みになったところで駐車場に戻り,バスで昼食場所へ移動。昼食は,名物のエスカルゴ料理で,まあまあというところか。昼食後は,ホテルへ帰り夕食場所へ行くための待ち合せ時刻と場所を確認して解散となった。(Kuはホテルのロビーへ18時45分)


雨のモンマルトル。無名有名の画家たちが過ごした青春の丘。


【ノートルダム教会】


 一度部屋に帰り,準備をして15時頃にホテルを出発し,すぐ隣のGare de Lyon駅地下へ下り,従妹に電話した後地下鉄乗場へ行き,現地ガイドに習ったとおり[アルカンネ]という10枚1組の切符を買って,[ピカソ美術館]の最寄り駅St.Paulを目指して,電車に乗ったはずがAuber(オペラの意)という名の駅。『なんで,なんで,どうしてこ〜うなるの?』 路線図で確かめると駅からは[METRO][RER]の2本の地下鉄が出ており,Kuが乗ったのは郊外線の[RER]だったために遠くへ来てしまっていた。

 再度路線図を見ると,一つ先がCHARLES DE GAULLE-ETOILE(凱旋門)なので,とりあえずそちらへ行って,写真を撮ってから引き返すことにした。気を取り直して,CHARLES DE GAULLE-ETOILE〜Gare de Lyon〜St.Paulと進んで,[ピカソ美術館]を見た後,St.Paulへ戻ったつもりが,一つ曲がり角を間違えたらしく,90度方向の違うChemin Vertに出てしまって,ここで逆戻り。


僕たちは買い物ツアーでした。ルーヴル美術館にもいきたかったんだけどなぁ〜!


 やっとSt.Paulに着いて,シャンゼリゼ通りへ行こうとホームへ降りたのだが,途中無用の分岐点があり,そこで,反対のホームへの通路へ入って降りてしまい,またGare de Lyonへ逆戻り。『駅に案内が殆どない上に,アルファベットが読みづらく,いいかげんにしてくれ〜』 再度,気を取り直してCONCORDEまで行き,コンコルド広場へ出る。この時点で17時40分だが約2Km歩けば凱旋門までたどり着くので,待ち合せ時刻にはなんとか間に合うだろうと,写真を撮りながら歩き始めた。途中,何度も時計を見ながらなんとか,18時20分CHARLES DE GAULLE-ETOILEに着き,電光行先表示器を確かめて18時30分の電車に乗ろうとしたが,電車の中の行先案内板が逆になっているので,とりあえずその電車はやり過ごして,もう一度電光行先表示器を確かめて18時35分発に乗った。

二十年ぶりの幼なじみにシャンゼリゼでバッタリ会ったのにはびっくり!現地で働いているという。

【エッフェル塔を背景に】

【セーヌ川沿いの夜景がまたいいのだ】

 18時44分Gare de Lyonに着き,急いでホテルのロビーへ上がったが誰もいない。『なぜじゃー?誰か,残して行ってくれれば… ガックリ』 いまさらAuberまで引き返して,19時30分の待ち合せ場所に行く気にもならず,部屋に戻って19時30分まで『電話がかかってくるかもしれないので』待っていたが,電話もかからないのでカメラを持ってGare de Lyon駅に行き,列車の写真を撮ったあと,売店でサンドウィッチと缶コーラを買って帰り,寂しい夕食となった。10/9のあの約束は一体何だったの… 21時30分頃,どこからかわからない『隣の部屋のようだ』が,Kから電話がかかってきた。

 「何かトラブルでもあったんですか?」の質問に,18時44分Gare de Lyonへ着いてからの事を話すと,「セーヌ川ディナークルーズへYさん夫婦が行くので,どうしても18時45分ちょうどにタクシーに乗って出ないと間に合わなかったんで申し訳ないです。」と言ってくれた。もう1組一緒に行く予定の新婚Bも結局遅れて行ったらしく,そのためロビーには誰もいなかったことがわかった。『まあ,すんだことは仕方ないわ。』
僕たちもセーヌ川クルージングディナーに参加したのであった。ゴメンねKubocchann!
スナップ写真と一口コメント:とも♪mom&kurochan

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