山神第二トンネル レポート
第3章 矢岳駅




肥薩線では最も長い(全長2、096メートル)矢岳第一トンネルを抜けるとすぐに、矢岳駅に到着しました。
中央下のイラストは矢岳高原のようですが、肝心の矢岳高原は宮崎県にあります。しかし矢岳駅は熊本県です。

矢岳駅の名物といえば、SL展示館であります。肥薩線で活躍していた「D51 170」と、各種鉄道資料が展示してあります。 車庫に入ってすぐのところに、日本中の観光地にある、なりきりボード(勝手に命名)がありました。 ぴろが早速遊んでいます。

この展示館の主、「D51 170」です。倉庫が車両ギリギリの大きさなので、なかなか全景を移すことが出来ません。

巨大ぬいぐるみのけろぴーといえども、連結器ほどの大きさしかありません。

動輪から突き出た棒(名前忘れました……。)の上にまたがっています。
この動輪があった場所には、現在「あそBOY」に使われている「58654」が展示されていました。

運転台右側の椅子に座っています。

運転台左側の椅子に座っています。

運転台の全景を写そうとしましたが、後ろに下がることが出来ないので、中央部分だけであります。 この下に、石炭をくべる穴があります。

アクリル板で区切られたスペースに展示してあった機械です。上部に駅の配線図があるのですが、もしかして矢岳駅?

D51のメカニズムについての説明です。

昔の矢岳駅はすれ違うことが可能であったはずで、ホームもあったようなのですが、今では跡形もありません。 右奥の少し草が生えているところにホームがあったようなのですが……。

矢岳駅は肥薩線の駅では最も高度が高いところにあります。そのため、ホームの中央に標高を表示してあります。

矢岳駅の発車時刻表であります。なんと漢数字で書いてあります。 あと、駅名が旧字体(矢嶽駅)で書いてあるところにも注目してください。

矢岳駅の「駅ノート」です。大畑や真幸にも同じようなものがあります。



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