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ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。
ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。
ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。
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ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。ひょい、ポトッ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「つばさちゃん、ライトもっと上」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「つばさちゃん?」
「んみゅ・・・・・・・・ふぁ〜〜〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。ひょい、ポトッ。
ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。ひょい、ポトッ。
「親父、つばさは?」
「リビングのソファーだ。毛布かけてきた」
「そっか」
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ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。ひょい、ポトッ。
「・・・・・・もう12時まわったぞ」
「親父は寝ていいぜ。明日の仕事もあるし」
「ジジイ扱いするなと言ったろう」
「はいはい。俺はも少しやるから、先に休めば」
ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。ひょい、ポトッ。
ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。ひょい、ポトッ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・わかった。そうさせてもらう」
「お疲れさん」
「お前もほどほどにしておけ」
さくらまるが痛がってるのに?
冗談じゃない。
「・・・・・・・・・・・・・じゃ、な」
「おやすみ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。 ひょい、ポトッ。ひょい、ポトッ。
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「・・・・・・・・・・・・ふぅ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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「あ、電池きれた」
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「うあ、ヒデーなこの枝・・・・・・・・・・・・・」
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「ねみぃ・・・・・・・・・・・」
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「朝になっちまった・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ザッザッザッザッ。
最後に地面を掃いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ザッザッザッザッ。
ザッザッザッザッ。
ザッザッザッザッ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「終〜わったぁ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・・」
いちおう、全部取ったと思う。
「あ〜、くらくらする・・・・・・・・・・・・・」
マスクと帽子をむしり取り、リビングの窓際に倒れこんだ。
やっと終わったあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どこかで一番鳥の声がした。
「おいおい、早すぎるって。こっちは一睡もしてないんだぜ・・・・・」
結局、徹夜になっちまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねよ。
大の字のまま、身体の力を抜く。
床に吸い込まれるような感じがした。
と、何かがふわっと体にかかった。
「ん〜?」
薄目をあけると、クリーム色のタオルケット。
「まだ朝方は冷えまする・・・・・」
「・・・・・・え」
高原の風のように澄んでいながら、それでいて暖かい声。
こんな声の持ち主は・・・・・一人しかいない。
「さくらまる・・・・?」
「はい・・・・・ごしゅじんさま♪」
さくらまるがすぐ側に跪(ひざまず)いていた。
目が合うと、ふんわり微笑する。
そうそう。
やっぱお前は笑顔じゃなきゃな・・・・・
「って・・・・・・・何だそのカッコは」
「これは−、器を食(は)まれましたが故、衣を失ひてござります・・・・」
「ふうん・・・・」
・・・・たぶん俺は寝惚けてたんだろう。
でなければ、さくらまるを見て飛び上がったはずだ。
さくらまるときたら上着がなくて、着てるのはスケスケの薄物一枚だけ。
ほとんど丸見えなのだ。
・・・・・・・・・どこが丸見えかは訊くな。
「体、痛くないか」
「はい、すっかりと。
心深しきごしゅじんさまと皆様に、さくらまる謹んで万謝いたしまする」
ぺこり。
俺はボンヤリと、さくらまるが三つ指ついて叩頭するのを見ていた。
「まぁ・・・・・・良かったな・・・・・・・・」
ほっとすると同時に、本格的な睡魔が押し寄せてくる。
「寝る−」
「あ・・・・ごしゅ」
もう限界。
目をあけるのも面倒だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ごゆるりとお休みなされませ。ごしゅじんさま・・・・・」
ふわっ。
何かに上半身を包み込まれた。
温かくて柔らかい、何か。
まるで体中の疲れや澱みを引き出してくれるような−
そんな、今まで味わったことのない心地よさ。
かすかにいい香りがする・・・・・・・・・
俺は眠りに落ちた。
「わたくしの・・・・ごしゅじんさま・・・・」