私の好きな本です
ミーハーな感想、真面目な紹介
色々取り混ぜております

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『やさしい竜の殺し方』

さて問題。この「やさしい」どこに係るのか?
竜が優しいの?それとも殺し方が易しいの?
おそらく、両方に係るんだろうなぁ。
でもって、それを狙ってつけたんじゃないかなぁ?
という私の推測。
ストーリーはというと(みかけは)純朴な少年ウルが、
人間嫌いの超!美青年アークを篭絡する物語。
ふふふ。ウルったらかわいい☆ 
ディアとドウマの掛け合い漫才も見所。

『ゆがんだ竜の愛し方』
『あぶない竜の選び方』


タイトルから容易に察せられるように、上記『やさしい竜の殺し方』の続編。
『やさしい〜』は一応一話完結ですが、こっちの2冊はもろに続いてます。
上下巻、もしくは前後編といった感じ。
本屋ではタイトルのせいでボーイズラブ物の所へ置いてあったと、
作者があとがきで嘆いております。
「本当にボーイズラブでないと言いきれるのか!」
と突っ込まれると否とは言えないと思うですが。
見せ場をほとんど御先祖様達に持って行かれてしまうウルが、
未来予想図で名誉挽回!……できるであろうか?
新キャラクター、2人の仲を引っ掻き回す、
美人で年増のお姉さまフェンにも注目。




「喪神の碑」シリーズ

『ラフェールの末裔』
『ウロボロスの影』 『カイユの封印』
『フィラルの戒厳令』 『エリノアの光輪』

「長身で超美形、運動神経抜群で、話術も達者、長髪でとびきりいい男」のマリリンが、
「をーほほほほほ!」と、低いバリトンで笑いながら、宇宙を闊歩する!
「長身で超美形、運動神経抜群で、無口で無愛想、冷徹そのもののいい男」のオリビエは
そんなマリリンに人生を狂わされる!? ……………違うって?
でも、マリリンに出会わなかったら、O2の人生絶対違うものになっていた。
この二人の掛け合い漫才に注目!
  しかし、主人公は忘れられがちな、不幸な好青年「人間糸電話」ロヴ君。
頑張れロヴ君!負けるなロヴ君!
個性の強すぎる二人には対抗するすべもないが、一番まともな人間は君だ。

……って、ロヴ君を応援しつつも、
私もマリリンとO2の方が好きなんだけどね。




『カラワンギ・サーガラ』

≪@密林の戦士ラグ・カオヤイ≫≪A犠牲の神スーリヤ・カラ≫≪B神と人の物語カラ・ワンギ・サーガラ

 熱帯気候の惑星マサラ。
銀河連邦の規定する文化レベルでは、最低ランクに属するこの星には重大な秘密があった。

 戦いの中、種族の違いを超えて芽生える愛。
あなたの愛した人の命が、星を破滅から救うただひとつの方法だとしたら?
村を守るべき、神の使いである戦士が選ぶのは、
たった一人の愛する人か、多くの守らねばならない村人か。
 複雑ではあるが賑やかな、アスカ、ブラナー、ティエンマの三角関係(?)と、
純粋で少し悲しいスーリヤとスリウォンの恋。
対照的な愛が胸に迫る…。

 なーんて、煽り文句のような紹介文だ。
そんなこんなで、やっぱり随所に出てくる掛け合い漫才がわたしゃ好きだぁ。




『空色勾玉』

ひとりは「闇」の血筋に生まれ、輝く不死の「光」にこがれた。
ひとりは「光」の宮の奥、縛められて「闇」を夢見た。

遠い遠い昔。天地のはじめの物語。
男神と女神は豊葦原を生み、八百万の神でその地を満たした。
だが、最後に火の神を生んだ火傷がもとで女神は黄泉の国へ隠れた。
男神は怒り悲しみ、女神を取り戻しに死の国へと向かった。
しかし、黄泉での女神の変わり果てた姿を見た男神は地上へ逃げ帰った。
それ以来、男神と女神は天と地とにわかれ憎み合うようになった。
女神は地上を呪い、「1日千人殺してやろう」と言った。
男神は「それなら、1日千五百の産屋を建てよう」と言った。

男神は高光輝の大御神となり
その不変に美しく輝く御子達を地上へ遣わした。
女神は闇御津波の大御神となり
目まぐるしく生と死を繰り返す人々を見守っていた。

永遠に変わらない輝きは確かに美しい。
だが、すべてのものはそのままではいられない。
物も自然も人もその心も。
神ならぬ人の身では、何もかもがうつろいゆく儚きもの。
しかし、変化し続ける、そのことこそが、美しくもある。
同じ過ちを繰り返しながら、それでも、以前よりは確かに先に進みゆく。
流れ続ける水の性、それは限りある生命を持った生き物すべての性。

何代もの水の乙女が通ってきた道、少しづつ延ばしてきた道をたどり、
狭也はついに風の若子にめぐり合う。

神と人とが共に生きる、神話の時代を舞台にしたファンタジー


『白鳥異伝』

ひとりの手には「輝」の剣、ひとりの手には「闇」の勾玉、
神代の力を手にしたときに世界の果てに離れてしまった。

神代からのいい伝えがある
闇御津波の女神の首飾りには8つの勾玉が連なっていたという。
あかくろあおしろみどりかぐくら
女神は地上を去る時に、ひとつをご自分に、ひとつを背の君高光輝の大御神に、
そして残りの6つを地上の子らに与えられた。
あおの勾玉は、かつて水の乙女が風の若子を見出した時、
乙女から若子に贈られ、彼の体となった。
地上に残った勾玉はあと5つ。
朝日ののぼる日高見の国、夕日の沈む日牟加の国、三野の国、伊津母の国、名の忘られた国
四つを集めれば、なにものにも死をもたらし、
五つを集めれば、なにものにもよみがえりをもたらす。

勾玉の力は、荒ぶる輝の神の末裔を鎮めるためのもの。
火の神の呪いの剣を鎮める力。
輝の神の末裔は、剣をふるい、地上を駆け抜ける。
それは「タケル」・・・・・・短命を定められた英雄。
ほんの短いあいだに一生を燃やし尽くして死んでしまう。

少年は強大な力を手に入れた。
しかし、血に、母に、父に、兄に縛られ、大きな運命に為す術も無く流されてゆく。
少女との大切なたった一つの約束も守れないまま・・・。

少女は全てを失った。
しかし、全てから解き放たれ、運命に立ち向かう力を手にする為に旅立つ。
少年との大切なたった一つの約束を守るために・・・。

日本神話の英雄、ヤマトタケル物語を下敷きにした壮大なファンタジー


『薄紅天女』

滅びの都に天女が降りる 手に伝説の<明玉>
闇の末裔の少年と 輝の末裔の姫が 滅びゆく都で 出会う


伝説は三度紡がれる
闇の民の末裔が守り伝える最後の勾玉。
その力は荒ぶる輝の力を静めるため。
輝の末裔、帝は勾玉を欲す。
自身に巣くう闇から救われるため。

女神は救いをもたらすと云う。
相対するものがその言伝えを信じ、女神を手に入れようとした。
しかし、女神は力ずくでは手に入らない。
自由に解き放たなければならなかった。
女神はどちらも拒否し、自身の為に飛び立った。

救う力は裏を返せば滅ぼす力となってゆく。
女神と帝は出会うべき時に出会わなかった。
女神は失われ、都は病んでゆく。


竹芝の二連といえば土地の娘の間ではとみに評判だ。
同い年の叔父と甥、彼らはいつも頭を並べている。
二連の行くところにはいつも騒動がたえない。
そして、最大の騒動が二人を引き離すことになる。
なくしたものを取り戻す為、二連はそれぞれ旅立った。

災厄が襲う都で少女は育った。
内親王・・・皇太子に次ぐ生まれであっても女の身では意味がない。
都は病み、母が死に、兄皇太子は病床にあり、弟はまだ幼い。
「男に生まれていれば良かったのに」少女はそう思った。

平安の曙を舞台に華麗に展開する、「最後の勾玉」の物語




『タイム・リープ』

タイム・トラベルは、時間旅行。では「タイム・リープ」は?
それは頭の中だけで起こるタイムトラベル
まわりは誰も気づかないけれど、何かがおかしい
パズルのような小説でした。
最後の方で、パズルのピースがはまっていくみたいに、
謎が解けてつじつまが合っていくのが読んでいて快感☆
うーん。若松君はかしこいね。




『星虫』
ある夜、大量の流れ星が観察された。
翌日、額に宝石のようなものがくっついていた・・・。
それは星虫と名づけられ、
成長して、宿主の人間の五感を高めてくれた。
視力は回復し、メガネ、コンタクトは必要なくなる。
味覚が鋭くなり、同じ物を食べていても、数倍にも美味しく感じる。
そして、
普通の人には聞くことのできない、
地球の声をも聞くことができるようになる。
しかし、
星虫は一体のために地球に来たのか。
人間に恩恵を与える為だけでは決してなかった――――。




『コロボックル物語』

「だれも知らない小さな国」「豆つぶほどの小さないぬ」
「星からおちた小さな人」「ふしぎな目をした男の子」
「小さな国のつづきの話」


小人はいると思いますか?
視界の隅を黒い影が走った事、ありませんか?
確かに置いた物の場所がいつのまにか変わっていた事、ありませんか?

それはきっとコロボックル。
身長は約3センチ、賢く、陽気で、すばしこい小人たち。

彼らはずっと昔からこの日本に住んでいたのです。
大きな人間達のことを観察しながら。

彼らと友達になれるかはどうかはあなた次第・・・



『ここはグリーンウッド』

私立緑都学園高校。創業70年の歴史を誇る名門男子校。
その学生寮である緑林寮、通称グリーンウッドには奇人変人ばかり。

絵に描いたような不幸を背負い込んだ主人公
どこから見ても女にしか見えない少年
化け物じみた食欲で得たエネルギーの大半をその美貌の維持に費やす寮長
奇奇怪怪、摩訶不思議な力により学園を牛耳る生徒会長

そんな彼らが繰り広げる、笑いあり、オカルトあり、恋愛ありの
ボーイズ・ライフ・ストーリー。
決して真ん中の「イ」を取って、「フ」に「゙」を付けてはいけません。



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